あこがれのW杯の大舞台に立てなかった2人が、攻守のPKで魅せた。06年ドイツW杯で出番のなかったGK楢崎&MF遠藤が大活躍。劣勢だった敵地での試合を、ドローに持ち込んだ。
「チャンスを作れていたので、必ず後半に追いつけると思っていた。PKはいつも通りけりました」と遠藤は胸を張る。
0−1で迎えた後半8分。FW玉田(名古屋)が得たPKのチャンスに、ボールの下へ進んだのは遠藤だった。「生まれてから、緊張とか、ドキドキしたことは1度もない」という男は、PKに絶対の自信を持っている。1歩、2歩、3歩、そして右隅にシュート。相手GKが全く動けないなか、憎たらしいほどの余裕で同点弾を決め、笑みを浮かべた。
直後にやってきたピンチを救ったのは楢崎だ。DF闘莉王(浦和)が相手選手を倒し、PKを献上。ここで、楢崎がゴール前に仁王立ちした。同13分、まるでわかっていたかのように、左に飛んでガッチリとキャッチ。「前半より、後半の方がとめやすい」とPKについて話していた守護神が、言葉通りの結果を出した。
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