2006年06月19日 更新

ヤナギサワぁぁ〜!…決定的なチャンスも、日本FWまた不発

柳沢(右)、中田英(手前)

後半6分の決定的なチャンスを生かせず。外したFW柳沢(右)だけでなく、MF中田英(手前)も両手で顔を覆った=共同

W杯1次リーグ第10日(18日=日本時間同日、ドイツ・ニュルンベルク)日本のFW陣は決定的なチャンスを生かすことができず、またしても不発に終わった。

最大のチャンスは後半6分、FW高原とのワンツーで抜け出したDF加地がパスを送る。ゴール前でフリーのFW柳沢は押し込むだけのシュートを右足アウトサイドで蹴って外した。「インサイドなら違ったかもしれない」と振り返った。体感気温35度の暑さ、疲労、緊張が入り交じるピッチで冷静にシュートを打つことはできなかった。

豪州戦と同様にチャンスはつくった。だが2試合でわずか1得点。しかも、そのゴールは俊輔のクロスボールが直接入るラッキーなもの。5・30ドイツ戦では2得点を挙げたFW高原も「ある程度ボールをつないでチャンスはつくれたが…」とノーゴールを悔やんだ。ここにきて決定力不足という日本の永遠の課題が再浮上してきた。

22日の1次リーグ最終戦の相手は王者ブラジル。決勝トーナメントに進出するためには勝利はもとより、勝ち点で並べば得失点差の勝負となるだけに大量得点が必要になってくる。ジーコ監督のまな弟子である柳沢と肺動脈血栓塞栓症で02年日韓大会を棒に振った高原。今はこの2人の奮起を期待するしかない。

◆FW玉田(名古屋)

「勝つのが一番いいが、負けなかったことを評価したい。ボールを持ったら自分で行こうという気持ちだった。(自分のプレーには)満足していない」

◆FW大黒(グルノーブル)

「点を取れなかったのですごく残念。0−0だったし、シュートを打たなあかんと思って入った。次は勝てるようにしたい」

★俊輔「次は勝つサッカーを」

MF中村俊輔(セルティック)は右サイドMFに入り、果敢にゴールを目指したが得点機を作れず得意のFKも決まらなかった。終盤は試合前に引いた風邪の影響か運動量も落ちた。「加地やアレックス(三都主)が頑張ってくれたので、それを生かしたかった。次は勝つしかないんで、相手がブラジルうんぬんじゃない。勝つサッカーをしたい」と決意を語った。