ノーモア涙の6・18!クロアチア戦は絶対勝つ!絶対笑う!
フォーメーション練習中に指示を出すMF中田英。ノーモア6・18を胸に抱く1人だ(撮影・小倉元司)
ノーモア6・18が合言葉! 18日のクロアチア戦に向けて再始動したジーコ・ジャパン。負ければ絶望的となる試合は、くしくも4年前の日韓大会で敗退した決勝トーナメント1回戦・トルコ戦と同日になる。MF中田英寿(29)=ボルトン=が「次しか見ていない」といえば、DF三都主アレサンドロ(28)=浦和=も「4年前を頭に入れてやりたい」と決意。あの悔しさは絶対に繰り返さない。
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6・18。あの日を忘れない。ニュルンベルクを宮城と同じ寂しさに包まないため、求めるのは勝利しかない。
「豪州戦を聞かれても何も答えられない。今は次の試合のことしか考えていないから」。中田英は海外メディアの質問に流ちょうな英語で毅然と答えた。悔しさを繰り返さないため、その視線はクロアチア戦しか見ていなかった。
14日の豪州戦後初の全体練習。再始動したジーコ・ジャパンは4バックに変更するなど大きな変化を見せた。「4バックの意図? 僕は監督じゃないから。まあジーコのリカバリ策でしょう」と中田英。負ければ決勝トーナメント進出はほぼ絶望。確かに“勝利”以外に道はない。
脳裏に「全部出し切った満足感はなかった」と関係者にもらす4年前がよぎる。偶然にもクロアチア戦の「6月18日」は02年日韓大会決勝トーナメント1回戦と同じ日。トルコに0−1惜敗し、トルシエ・ジャパンの4年間が終わったあの試合だ。
現代表でトルコ戦を経験したのは中田英を含む11人。16強という満足感の中で、中途半端に敗れ去った苦い思い出。DF三都主も「悔しかった。4年も前だけど印象に残ってる」という。自らのFKがポストに当たり同点機を逃した。父・ウィルソンさんの61歳の誕生日とも重なる大事な日。「あのときのことも頭に入れてプレーしたい」と三都主。今大会も日本の全試合を観戦し「近くにいるだけで力になる」という父に、勝利のプレゼントを4年越しで贈る決意だ。
「きのうのクロアチアの試合は見た。いいチームだね。でも、自分たちがより良いチームであると信じている」と中田英。4年前のトルコは32カ国出場の現行W杯方式で、唯一1次リーグ初戦で敗れながら決勝トーナメントに進出したチームだった。今度は日本がそうなる番。6・18。この日をもう“終戦記念日”にはしない。
(志田健)
■前回02年日韓大会敗退VTR
日本は1次リーグを2勝1分けでグループ1位通過。決勝トーナメント1回戦のトルコ戦は6月18日、雨で気温20度の宮城スタジアムで午後3時30分に開始された。前半12分に右CKからMFユミトダバラにヘッド弾を決められ、これが決勝点になった。ボール支配率は日本の58%と攻めまくったが、守りを固めた守備陣を崩せなかった。トルシエ・ジャパンが終焉を迎え、7月にジーコ・ジャパンが発足した=写真。
★「足の状態いい」加地復帰確実
5月30日のドイツ戦で右足首をねんざしたDF加地(G大阪)がクロアチア戦で復帰することが確実になった。14日午後の練習から15日ぶりに全体練習に合流。4バックのフォーメーション練習では、立て続けにクロスを入れた。「足の状態もいいですし、あとは感覚が戻れば。勝つしかないので最初から攻撃的にいきたい」とW杯初ピッチに鼻息を荒らげた。
【W杯名言・迷言】
◆名言迷言コーナーの“常連”日本代表・里内フィジカルコーチ
「ちゃ〜んと読んどるで。人が禁酒して頑張ってるのに、あんなコメントばかり載せて…」
◆4年前の悔しさを知る主将DF宮本(G大阪)
「クロアチアはいいチーム。相手の特徴をしっかりつかみたい。4バックはきょうになって聞いた。不安はない」