ドイツで“俊輔道場”開講!大黒と居残りシュート練習30分!
27日の居残り練習で俊輔と大黒(左)がコンビを確認。ブラジル打倒の秘策アリ?
サッカー日本代表・W杯直前合宿(28日、ドイツ・ボン)28日は午前練習を休んで休養に充て、午後練習のみとなった。MF中村俊輔(27)=セルティック=は27日の午後練習後に居残り練習を敢行。FW大黒将志(26)=グルノーブル=を相手に、コート半面を占拠して30分間シュート練習を行った。日本代表は30日にドイツ代表と強化試合を行う。
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日本の攻撃タクトを任される背番号10が、居残りでスーパーサブを鍛え上げた。“俊輔道場”が開講されたのは27日の午後練習後。大黒をパートナーに、熱く濃密な個別レッスンが始まった。
各選手が続々と引き揚げていく中で、左側コート半面を占拠してのシュート練習。俊輔がパスを出し、大黒が振り抜く。さらにその反対のパターン。最後はスタッフに右クロスを出してもらい、2人で展開しながらゴールを目指す練習まで。時間にして30分間。昨年のコンフェデレーションズ杯で王国から得点した2人が、1年前のリズムを体で思い出した。
「サブ組にいるとどうしても練習の中で俊輔さんと合わせる時間がないんで。あの独特の球質は経験しておかなアカンでしょ」。大黒は代表入り以来、指令塔に入る俊輔といかに触れ合い、呼吸を合わせられるかを大きなテーマにしてきた。
ジーコ体制では全体練習の際、先発組とサブ組が厳密に区分けされる。終盤の切り札が指定席の大黒は、だからこそ“時間外”で接触を試みてきた。今回は時間にして過去最長。強い絆を再確認する時間だった。
俊輔も左右両足でゴール可能な点取り屋の能力を認めている。昨年2月9日のアジア最終予選・北朝鮮戦(埼玉ス)で初めてプレーした際には、「(本来は右利きだが)左利きかと思った」と驚いたほど。自慢のFKはもちろん、世界舞台で使える武器は多い方がいい。サブ組にも目が届く懐の深さ、余裕がある。
引き分けに持ち込んだ昨年6月22日のブラジル戦から1年。W杯ではくしくも同じ「6・22」に再戦する。2人が熱く再スタートを切った。
(伊藤雅哉)
【昨年コンフェデ杯サプライズVTR】
昨年6月22日のコンフェデ杯・ブラジル戦(ケルン)は、俊輔&大黒の2得点で2−2ドロー。1点を先制された後の前半27分、俊輔が豪快ミドル弾を放って同点に追いついた。カナリア軍団も本気になり、32分にはロナウジーニョが勝ち越しゴール。リードされて折り返すが、後半開始から大黒が投入される。後半43分、俊輔のFKが右ゴールポストに当たって跳ね返ったところを、大黒が逃さず同点ゴール。決勝トーナメント進出は逃したが、世界をアッと言わせた。
★豪州戦のエスコートキッズ決定
日本−豪州戦の際、日本選手と手をつないで入場する「エスコートキッズ」の小学生11人が決まり、任命式が28日、都内であった。日本マクドナルドが募集し、応募した約2500人の中から小学1−5年の男女が選ばれた。キャプテンを務める北海道当別町の小学4年、米口達也君(9つ)は「すごくうれしい。中村俊輔選手と手をつなぎたい」と話した。
ドイツでは、審査委員の元日本代表北沢豪氏(37)が監督となり、他国の子供と交流試合も行う。
【W杯名言迷言】
■ジーコジャパンダイアリー
ドイツで合宿を張るジーコ・ジャパンに、ウズベキスタンから吉報が届いた。27日のフットサルアジア選手権決勝で、日本代表がウズベキスタンを5−1で破り初優勝。実は、このチームを率いるサッポ監督を日本協会に紹介したのが、ほかならぬジーコ監督だった。
優勝直後に電話連絡を受けたジーコ監督は、夕食会場にあるホワイトボードに自ら「フットサル日本代表が優勝した!」と書き込んだという。
「ビッグタイトルを獲れたことは今後の勢いにつなげる意味でも大きい」と話したジーコ監督。フットサルの勢いをW杯に。選手同士にあまり接点はないが、同じく世界を相手にする日本代表指揮官として勇気を与えられたようだ。
◆大量にDVDを持ち込み、宿舎でのリラックスに努める日本代表MF遠藤(G大阪)
「好きなのはやっぱりお笑い系。『おぎやはぎ』のDVDはあえて福島では封印して、グッと我慢してドイツに持ってきたんです」