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【佐野稔の舞評論】羽生、五輪連覇が最も大切!!欠場は賢い選択

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9日の公式練習で転倒し、顔をゆがめる羽生。NHK杯を欠場する最悪の事態となった  NHK杯の欠場は賢い選択だ。この大会で勝つことやGPファイナルで5連覇をすることは大事だが、羽生にとって平昌五輪での連覇が最も大切である。全日本選手権に出られなくても、実績があり、世界ランキング1位の羽生を日本スケート連盟が代表から外すのは考えにくい。今後は、五輪でしっかりした演技をすることを第一に考えるべきだ。

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 羽生のけがの背景には、多くの4回転を跳ぶいまの男子の時代も関係している。若い選手が4回転ルッツやフリップという武器を持って、絶対王者として君臨する“羽生城”に攻め込んできているようなもの。羽生自身も、勝つためには4回転ルッツを跳びたいという思いもあるのだろう。男子のトップクラスは、けがと紙一重のところでしのぎを削っている。

 今回のけがは、程度にもよるが後遺症は残らないだろう。負傷したジャンプの映像を見る限り、捻挫程度に思われる。まずは患部の治療を大事にして、焦らないこと。間に合わせようと無理に練習をすれば、焦りにつながる。ここはじっくりと腰を据えてリハビリに取り組むことが必要だ。 (1976年インスブルック五輪代表)

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