インテル・イカルディ、抗議の的から絶対的エースに わずか1年で立場に変化 - SANSPO.COM(サンスポ)

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インテル・イカルディ、抗議の的から絶対的エースに わずか1年で立場に変化

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インテル・イカルディ、抗議の的から絶対的エースに わずか1年で立場に変化  ちょうど1年前の出来事だ。マウロ・イカルディは自伝本で綴ったインテルミラノサポーターへの辛辣な内容について、サポーターから抗議を受けていた。しかし当時、猛抗議をして自宅前まで押し掛けたサポーターは今、彼に感謝しているだろう。

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 イカルディは今シーズン、好調インテルミラノの絶対的エースとなっている。ミラノダービーでのハットトリックを始め、今季はゴールを量産しており、インテルミラノサポーターは目標とするヨーロッパの舞台へ復帰する望みを彼に託している。2011-12シーズン以来チャンピオンズリーグから遠ざかっているインテルミラノにとって、今季はまたとないチャンスである。24歳のイカルディにとってもそれは同じだ。通算得点は100ゴール近くに迫るが、彼はかの有名なアンセムを聞き、プレーする名誉をいまだ経験していない。

 もちろんこの先の道のりはまだ長い。だからこそ、チームメイトもファンも夢を託す相手がイカルディに他ならないのだ。昨年の10月16日のできごとは、イカルディにとって自身のキャリアにおける最悪の瞬間だったかもしれない。サポーターは抗議のチャントを歌い、横断幕を掲げた。彼の元には脅迫文や声明文が届き、自宅前まで押し掛けるサポーターも現れた。そしてついには移籍のうわさまで流れた。

 それから1年の月日が流れたが、今となっては、それももはや遥か遠くの出来事に聞こえる。以降、イカルディは公式戦において30ゴール以上を挙げており、キャプテンとしてまさにチームをけん引している。

 おそらく彼にとってそこからの1年間は、充実していたに違いない。4年の時を経てアルゼンチン代表にも復帰した。エドガルド・バウサがチームを率いていたときはこのアタッカーに目が向けられることは決してなかったが、後任のホルヘ・サンパオリは2018年ロシア・ワールドカップ南米予選という本大会出場を懸けたミスが許されない試合において、彼を代表チームに復帰させた。

 代表でイカルディはまだ初ゴールを記録していないが、ワールドカップへ向けて大きな一歩を踏み出していることは間違いない。同ポジションのゴンサロ・イグアインよりも選出のチャンスは大きいだろう。

 ゴールを量産するイカルディは、大きな目標を夢見るインテルミラノにとっても心強い存在だ。インテルミラノとの決別を予感させたあの”地獄”のような日から1年が経った今、あれは物語の終わりではなく、始まりだったのだとはっきりと言えよう。(Goal.com)

 文=レナト・マイサーニ/Renato Maisani

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