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遠野、岩手5連覇!ライバル盛岡商との激闘を延長で制す/東北スポーツ

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岩手5連覇を達成し喜ぶ遠野イレブン。全国での目標はベスト8だ(撮影・葉山理)  全国高校サッカー地区大会(5日、遠野3-2盛岡商、いわぎんスタジアム)遠野が盛岡商を延長戦の末に3-2で破り、5大会連続27度目の優勝を決めた。県内最大のライバルに2度リードを許す苦しい展開。粘り強い戦いで同点に持ち込み、延長後半2分、FW立花健斗(2年)が豪快なミドルシュートで激闘に終止符を打った。遠野は12月30日に東京・駒沢陸上競技場で開幕する、第96回全国高校サッカー選手権大会に出場する。

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 延長後半2分、相手DFがクリアしたボールが、右サイドに走り込んだ立花の前にこぼれた。得意の左足を一閃すると、カーブがかかったボールが豪快にネットに突き刺さった。

 ペナルティーエリア外からの25メートル弾は、遠野を5連覇に導く値千金の決勝ゴール。「いつも練習している得意な形。相手が寄せてこなかったので、思い切って打った。最高にうれしいです」と立花は会心の笑顔を見せた。

 苦しい試合だった。これまでも激闘を繰り広げてきた宿敵・盛岡商との“伝統の一戦”。前半11分に右サイドを破られ、あっさり先制を許した。同38分に相手GKのミスから同点にした直後にも2点目を決められた。

 ハーフタイムにDF高原優介主将(3年)が「もっと落ち着こう」と呼びかけて修正。遠野の持ち味であるパスワークが機能し始め、後半24分に見事な連係から左サイドを突破。MF太田竜雅(2年)のヘディングシュートで再び同点とし、延長へ持ち込んだ。

 長谷川仁監督(52)は「厳しい試合だった。伝統の一戦は簡単にはいかないと痛感した」と安堵(あんど)の表情を浮かべた。これで大会5連覇。新人戦、高校総体に続く“岩手三冠”も達成した。

 前回の全国大会では、岩手県勢9年ぶりの初戦突破。3回戦(ベスト16)まで進出したが、今夏の高校総体は2回戦で流通経大柏(千葉)に0-4で大敗。全国との差がまだあることを実感した。この敗戦を教訓に、更なる高みを目指して練習に取り組んできた。

 立花は「パスをつないでサイド攻撃をしかけるのが遠野の魅力。去年の成績を超えたい」と全国の舞台での躍進を誓った。 (葉山理)

立花 健斗(たちばな・けんと)

 2000(平成12)年6月1日生まれ、17歳。岩手県滝沢市出身。滝沢第二小1年時に盛岡ウイングスでサッカーを始める。滝沢第二中でも盛岡ウイングスに所属。遠野では今夏からレギュラー。好きな選手はスペイン代表MFイスコ(レアル・マドリード)。1メートル68、59キロ。家族は両親と兄、姉。

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