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【サッカーコラム】米国&カナダ&メキシコが26年W杯に立候補 FC東京・久保は過酷条件に適応できるタフさも必要

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FC東京U-23・久保建英  【No Ball,No Life】先日、米国、カナダ、メキシコの3カ国のサッカー協会が合同で記者会見を開き、2026年W杯の開催に共催で立候補することを正式に発表した。国際連盟(FIFA)は1月にW杯の出場チーム数を現行の32から48に増やすことを決定しており、26年大会は48チーム制で行われる最初のW杯となる。

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 1月に米大統領に就任したドナルド・トランプ氏(70)が、メキシコからの不法移民対策として国境の壁建設を掲げていることが不安視されているが、全米協会のスニル・グラティ会長(57)は「大統領から全面的な協力を得ている」と宣言。問題がないことを強調した。

 3協会が会見を開いたのは2001年9月11日の米中枢同時テロで崩壊した世界貿易センタービルの跡地に建てられた102階建てビルの最上階。「米国を再び偉大な国にする」と宣言する大統領がW杯誘致に熱心なことを裏付けるようなロケーションだった。

 26年W杯の開催地が決まるのは20年5月。今後、他国が招致に手を挙げる可能性もあるが、海外メディアでは北米3カ国開催が既成事実になっている。よほど強力な対抗馬が出現しない限り、3カ国の共催に決まるだろう。

 北米3カ国共催が現実となった場合、かなり過酷な大会になることは間違いない。今回出された開催案では、全80試合のうち米国で60試合を行い、カナダとメキシコで10試合ずつを実施する。準々決勝以降の試合は米国内で行われるという。16組のうち10組は米国で1次リーグを行い、カナダ、メキシコ開催が各3組。決勝トーナメント(T)1回戦はカナダ、メキシコで各1試合、残りはすべて米国開催。組み合わせ抽選で、相手だけでなく開催地に恵まれるかどうかが重要になる。

 15年の女子W杯で人工芝ピッチが使用されたように、寒冷地のカナダでは芝の根付きが悪く人工芝の会場が多い。男子W杯では急ごしらえで天然芝を敷き詰める可能性が高いが、どれほど良好なものが用意できるかは未知数。カナダ開催の試合は難しいピッチ状態で行われることになりそうだ。メキシコの場合は、首都のメキシコ市の標高が2200メートルと適応が難しい高地での試合を強いられる可能性が高い。

 決勝Tまで勝ち上がった場合、米国までの移動距離も長く、こちらも厳しい組となりそうだ。かといって、米国開催の組が有利ともいい切れない。米国はとにかく広く、時差もある。東西の長距離移動を強いられたり、気候が違う街で連戦を組まれたりする可能性もある。

 15日にJ3最年少得点記録を作ったFC東京U-23のFW久保建英(15)は2001年6月4日生まれで、26年W杯の大会期間中に25歳の誕生日を迎える。久保が選手としての最盛期で迎えるW杯で活躍するためには、いまの技術を伸ばすことだけでなく、過酷な条件に適応できるタフさを身につけることも必要になりそうだ。(清水公和)

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