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【甘口辛口】2月15日

2012.2.15 05:00更新

 だからオジさんはイヤだと言われるかもしれないが、女子サッカーの若い世代にはかわいい選手が多いようだ。13日に終わった代表候補の合同合宿。浮かれていたA代表にはいい薬に、若手には大きな励みになったが、オジさん的には“長澤まさみ似”の猶本光(17)や京川舞(18)といった名前を覚えたのが収穫だった。 

 折から今夏は日本でのU−20女子W杯の開催も決まった。当初、ウズベキスタンで開催予定だったが、施設や運営面でFIFAが不適格とし、日本に代替開催を持ちかけていたものだ。FIFA主催のW杯と名が付く大会は、02年のW杯日韓大会以来になる。

 「協会は4〜5億円の出費を見込んでいる。なんとか国立での準決勝、決勝を満員にしたいところ」と関係者は話す。テレビ中継も決まっており、ビジュアル的にも話題を呼びそうな日本のU−20が勝ち進むことが不可欠だ。その直前のロンドン五輪で、なでしこジャパンが好成績を残せるかどうか。夏の2大大会が、女子サッカー人気定着への試金石となるのは間違いない。

 もちろん「日本にだけ甘い汁は吸わせない」と外国も黙ってはいないだろう。米国などは日本の良さを丸ごと取り入れ雪辱を期すという。身長1メートル80以上、100メートルを12秒台で走れる身体能力の高い選手を集め、日本人指導者を招いて、なでしこ流の繊細なテクニックを身につけると聞いた。

 日本は日本で、身体能力でも外国と対抗できる“未来のなでしこ”発掘に協会が小中学生を対象にセレクションを実施するそうで、他競技からの転向や未経験者もOKという。むしろ遅きに失した感もあるが、世界の巻き返しに勝る日本の進化を期待したい。(今村忠)

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