こりゃ1軍復帰長引くで!阪神・矢野2軍監督指摘、ロサは「まだ配球興味ない」 - SANSPO.COM(サンスポ)

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こりゃ1軍復帰長引くで!阪神・矢野2軍監督指摘、ロサは「まだ配球興味ない」

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矢野2軍監督(奥)はロサリオ(手前)と身ぶり手ぶりを交えて話し込んだ(撮影・村本聡)  2軍で調整中の阪神のウィリン・ロサリオ内野手(29)が6日、甲子園の室内練習場で打撃練習を再開。矢野燿大2軍監督(49)らと15分間ほど話し合い、問題点を明確にした。ティー打撃計131スイングで汗を流した悩める大砲に、指揮官は「配球も勉強していかないと」と全力で再生をサポートすることを誓った。

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 雨が打ちつける甲子園の室内練習場。ロサリオは矢野2軍監督と浜中2軍打撃コーチのもとに足を運び約15分、話し込んだ。打撃練習を再開するにあたり、しっかりと意見交換。矢野2軍監督がその内容を明かした。

 「ラミレス(現DeNA監督)も最初は苦労したけど、日本の野球を知ったり、捕手の研究をすることでよくなっていった。そういう話はした…まだ、あまり配球には興味はないかな、まだね」

 ロサリオは「自分は打席でこうだから、ここをよくすれば」と技術面を課題に挙げたという。それもある。矢野2軍監督は配球の面も要因に挙げた。米大リーグ通算71発の男が開幕から2カ月以上も戸惑っている。矢野2軍監督のもと、改めて適応への改革が始まる。

 「俺が思うのは、振らない打者の方が怖い。何でもかんでも打ちにいくと、バッテリーのペースになる。ラミレスも振らなくなって(こちらが)考えざるを得なかった。(飛ばす)怖さは持ってるんだから、振らない怖さを作っていかないと」

 お手本に挙げたのは現DeNAの指揮官。日本野球に順応してNPB通算13年で首位打者1度、本塁打王2度など数々のタイトルをつかんだ。R砲は開幕から打率・230、4本塁打、22打点。“どんな球も打つ”とばかりに外角のスライダーを空振りし続けてきた。現状を脱するには技術面に加え「配球を勉強していかないと。あいつも捕手だったし」という。

 1軍復帰に期限を設けていない金本監督も甲子園で「キャンプから言ってきたこと。日本の捕手は考えてくるし、賢い。そこをもっと詳しく矢野が言ってくれると思う」と話し、再昇格へは「2軍レベルの変化球には対応できないと」と、盟友の再教育に期待した。

 3日に2軍降格。金本監督からは3日間の“打撃禁止令”が出て、この日から再びバットを手にした。ティー打撃では計131スイング。かつて正捕手としてだけではなく、右の好打者として活躍した2軍の将から金言をもらったR砲は「捕手としての目線とか、外国人選手に対しての配球の攻めだとか。ファームでもそういうことを意識してバッティングしていきたい」と目を輝かせた。

 12日からのウエスタン・広島3連戦(由宇)から実戦復帰する見込み。技術もメンタルも変えるには時間がかかる。だが、やるしかない。自信を持って、1軍へと戻るために。

★選球眼じゃない

 矢野2軍監督はボール球に手を出してしまうロサリオについて、技術面の課題にも言及した。「『選球眼』とよくいうけど、『眼』じゃないんよ。タイミングと打ち方がよければ、バットは止まる。形が悪ければ止まらない」と指摘。現状を「頭ではわかっていたり、目で追えていても、振ってしまう形になっているんだと思う」と分析した。

★補強準備も着々

 打撃不振で交流戦に入って1勝6敗、借金「3」という現状から、阪神は新外国人野手の補強準備に本格的に動き出す。球団幹部も「準備はしないといけないでしょう」と話しており、プエルトリコ代表の両打ち打者でメジャー通算35本塁打のケニス・バルガス内野手(27)=ツインズ3A=らをリストアップ。球団内では「現有戦力でいくべし」という声も根強いが、勝負の夏に向けて金本監督とも意見交換していく見通しだ。

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