【球界ここだけの話(1174)】日本ハムのセンバツ優勝投手にブレークの予感 三拍子そろう20歳 - SANSPO.COM(サンスポ)

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【球界ここだけの話(1174)】日本ハムのセンバツ優勝投手にブレークの予感 三拍子そろう20歳

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米アリゾナキャンプで現地6日、走塁練習をする日本ハム・平沼  アリゾナの青空に向かって、白球がグングンと伸びていく。特打の最後になっても日本ハムの3年目、平沼翔太内野手(20)が振り抜いた力強い打球は両翼101メートル、中堅125メートルのフェンスを軽々と越えた。

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 「ここだから、っていうのはあると思いますよ。力がついたなって感じられるのは日本に帰ってから。でも、今は充実しているというか、楽しいです」

 高卒3年目で初の米アリゾナキャンプ。福井・敦賀気比高のエースとして2015年のセンバツ優勝を飾った平沼が、充実の日々を送っている。

 内野手に転向したプロ2年間は故障との戦いだった。昨春は右肩痛、昨秋は右肘痛で1軍キャンプにお呼びがかからず、シーズンでは1軍で4試合に起用されたものの、8打席で安打0。悔しさだけが残っている。

 苦しいリハビリを乗り越え、けがも完治。思い切り野球ができる喜びを感じている。1月には近藤や松本らと一緒に鹿児島・徳之島で自主トレに参加した。「近藤さんからいろいろと学ばせてもらった。今、意識しているのは、しっかりとボールに入っていくことです」。“4割打者”との練習は目からウロコのことばかりで、右腰の開きを抑えられ、力強いスイングができるようになってきた。

 城石打撃コーチも「去年、見たときよりも確実にスイングの強さが増している。外のボールは左中間に強い打球を打とうとか、しっかりと目的意識も感じられる。それは近藤と共通するところ」と成長に目を細めた。

 まずは1軍定着。そして、狙うのは遊撃のレギュラー。米国時間10日からは生き残りをかけた実戦(韓国KT)が始まる。栗山監督も「実戦に入っていって、どういうものを見せてくれるか、楽しみにしているよ」と注目している。

 ライバルは選手会長の中島。「まだまだ守備も打撃も全体的にレベルアップしていかないといけない」と平沼。走攻守、3拍子そろった20歳が虎視眈々と定位置を狙っている。(桜木理)

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