阪神D3・熊谷、青木打法で左打席マスター「テニスラケットで打つ感覚」 - SANSPO.COM(サンスポ)

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阪神D3・熊谷、青木打法で左打席マスター「テニスラケットで打つ感覚」

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雪を踏みしめ、ダッシュする熊谷(手前)と馬場  阪神のドラフト3位・熊谷敬宥内野手(22)=立教大=が3日、仙台市内でD1位・馬場皐輔投手(22)と自主トレを公開。両打ちに挑戦しているこのオフ、青木宣親外野手(35)=米大リーグ、メッツからFA=を参考に、左打ちマスターに取り組んでいることを明かした。

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 白い息を吐きながら、雪の上を馬場と走った。約2時間にわたる自主トレを終えた熊谷が、表情を引き締めた。

 「これからが競争の始まり。目の色を変えてやっていきたいです」

 色紙に記した言葉は「挑戦」-。守備に定評のある右打ちの遊撃手が競争に勝ち抜くため、このオフ、挑んでいるのが両打ち。そして成否のカギを握るのが“青木流”だ。昨季、日米通算2000安打を達成したヒットマン、青木宣親。そのスイングや理論を、手探り状態の左打ちで参考にしているという。

 「よくユーチューブ(動画投稿サイト)で見ています。バットの出し方だとか、『テニスラケットで打つ感覚』と言っているところとか…。自分が左打ちに挑戦する上で、いいお手本になると思いました」

 青木はボールを“面でとらえる”ことを意識しており、その感覚をよくテニスのラケットにたとえて語っている。上から叩くというより、ラケットで打つように、水平に線でとらえる-。

 「やっとティー(打撃)は当たるようになってきましたが、前からくるボールは当たらないです。感覚が難しい」と、まだ手応えはつかめていないが「かっとばすというよりも当てて落とすイメージ」と青木の打撃論を吸収しようと必死だ。

 「いろいろなことに挑戦したい。内野のレギュラー争いに、自分の名前が少しでも入るようにがんばりたいです」

 50メートル5秒8の俊足は、金本監督がD4位・島田海吏外野手(上武大)とともに「代走枠」での1軍入りを検討するほど。遊撃の守備力は大学No.1の呼び声が高い。後は課題の打力が上がれば…。糸原、北條らとの遊撃争いの台風の目となる。

★2人で切磋琢磨

 馬場と熊谷は仙台育英高でチームメート。ソフトバンクの上林誠知も同級生で、高3時にはそろって春夏の甲子園に出場。夏の初戦、浦和学院高戦では馬場が三回途中から登板し、5回1/3を2失点。熊谷のサヨナラ打で勝利した(2回戦で敗戦)。「大阪に行く前に2人で(自主トレを)出来たらなと思って。高校の時も一緒に甲子園に出ましたし、プロでも切磋琢磨しながら2人で一緒に1軍で試合に出られたら」と馬場が言えば、熊谷も「高校3年間一緒にやってきた仲間と、また一緒にできるのはうれしい。早く2人で同じ1軍の舞台で戦えるように頑張りたいです」と意気込んだ。

熊谷 敬宥(くまがい・たかひろ)

 内野手。1995(平成7)年11月10日生まれ、22歳。宮城県出身。仙台育英高時代は2年夏、3年春夏に甲子園出場。立教大に進学し、昨春は主将として59年ぶりの日本一に導いた。2017年日米大学野球、ユニバーシアード日本代表。1メートル73、70キロ。右投げ右打ち。背番号4。年俸1000万円。

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