【球界ここだけの話(1138)】清原氏Jr.出場のジュニアトーナメントはレベルが高い プロ野球に下部組織のススメ!? - SANSPO.COM(サンスポ)

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【球界ここだけの話(1138)】清原氏Jr.出場のジュニアトーナメントはレベルが高い プロ野球に下部組織のススメ!?

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巨人ジュニアの一員として参加した元プロ野球選手、清原和博氏の次男・勝児投手兼内野手  昨年末、札幌ドームで「NPB12球団ジュニアトーナメント」が行われた。巨人などで活躍した元プロ野球選手、清原和博氏(50)の次男・清原勝児投手兼内野手(12)が巨人ジュニアの一員として参加したことは、報道などでご存じの方も多いだろう。

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 そもそもこの大会は、小学5、6年生を中心として各球団がジュニアチームを結成して争うもの。2005年に始まり、ベイスターズジュニアでプレーした松井裕樹(楽天)やオリックスジュニアでプレーした森友哉(西武)ら、実際にプロの世界へ羽ばたいた選手もいる。世代の有力選手が集まることから、少年野球とは思えないほど試合のレベルは高い。

 プロとほぼ同じユニホームを着用し、指導を受け、大会に参加することは、大きな財産になる。「プロ野球という目標をより身近に感じられるように」という大会創設の狙いは浸透しつつある。

 もったいないと感じるのは、活動が秋頃から大会までの約3カ月間に限定されているということだ。選手にはそれぞれ所属チームがあり、ジュニアチームはあくまでも大会のための“寄せ集め”。Jリーグの下部組織のように年間を通じた活動になれば、育成や普及の観点からはより有効なものになるだろう。

 ただ、実現に向けては課題も多い。プロ野球はドラフトがあるため、下部組織の選手が入団できる保証はない(Jリーグにドラフトはないが、昇降格制度が戦力の均衡に機能している)。また、2015年には楽天がプロ初となるシニアチームを発足させたが、「既存のチームから選手獲得の面などで不満が出た」(在京球団関係者)ことなどから、参入に二の足を踏む球団もある。

 プロ、アマを超えた議論が必要となるが、整備が進めば学生年代からプロの的確な指導が可能になるなど、球界全体の発展につながる可能性もある。下部組織同士のリーグ戦で争い、甲子園優勝チームとのスーパーカップなども実現したら面白い。伸びしろはあるだけに、検討の余地は十分ありそうだ。(伊藤昇)

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