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阪神、スカウト候補に元虎ゴメス浮上 ドミニカ共和国情報源フェルナンデス氏流出へ

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来季他球団と契約するフェルナンデス氏の代わりに、中南米担当スカウトの候補に浮上したゴメス。いい人選かも  さぁ、困ったぞ…。阪神の中南米での外国人調査でのサポート役を担っていたホセ・フェルナンデス氏(43)=元西武、オリックスなど=が来季は他球団と契約することが21日、明らかになった。球団は新たなパイプ役選定に着手する方向で、昨季まで虎に在籍したマウロ・ゴメス内野手(33)が浮上。日本球界経験者を至急リストアップする。

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 いつかは別れの瞬間が訪れる。どの世界もそうではあるが、まさか、このタイミングとは…。フェルナンデス氏、他球団流出へ-。球団幹部は厳しい表情とともに、現状を説明した。

 「日本の他の球団からオファーがある、というのは聞いています」

 新外国人のロサリオ、ドリス、マテオ…。近年の阪神はドミニカ共和国から多くの助っ人たちを獲得してきた。同氏は外国人の重要供給ルートとなっている同国在住で貴重な情報源だった。

 そこで後任に浮上したのが昨季まで3年間、阪神に在籍したゴメスだった。ある球団関係者は「ゴメスはどうでしょうか。今、どうしてますか?」と注目発言。現在は所属球団がなく、ドミニカ共和国のウインターリーグに出場し、オファーを待っている状況だ。

 来日1年目の2014年は109打点と活躍し、打点王のタイトルを獲得。しかし2年目以降は他球団に研究され、外の変化球を追いかけて、調子を崩していった。良い意味でも悪い意味でも日本野球の特長を知り尽くしている。スカウトとして貴重な経験を還元することに期待できる。

 他にも1998年から2年間、守護神として活躍したベン・リベラ氏(48)ら阪神OBを含めて、検討に着手する。

 「実際に他球団と契約してしまったら、今後、うちのサポートはできませんね。困りましたね」

 先の幹部は眉間にしわを寄せた。新外国人市場はドミニカ共和国が中心に移りつつある、だからこそ、フェルナンデス氏の流出は誤算となる。渉外担当者らが現地でチェックする際のサポート役を依頼。スカウトとしての契約は結んでいなかったが、通訳、車の運転やウインターリーグの視察の段取りなどまで任せていた。

 2004年のロッテを皮切りに足かけ11年のべ7球団に所属し、NPB通算で打率・282、772打点、206本塁打の成績を残した優良助っ人の目も貴重な戦力だった。だからこそ、次の手をすぐに打つ必要がある。確かな“虎の目”をもつ助っ人探しが始まる。 (阿部祐亮)

★阪神の外国人、スカウティング事情

 米国にはアンディ・シーツ氏(46)、ジェフ・ウィリアムス氏(45)が駐米スカウトとしてメジャー、3Aを中心に、球団がリストアップした選手の視察、報告をしている。現役時代、安打製造機として2005年の優勝に貢献したシーツ氏が打者を、セットアッパーや守護神として03&05年の栄冠に導いたウィリアムス氏が投手を担当。正式なスカウト契約は結んでいなかったが、ドミニカ共和国など中南米系はフェルナンデス氏に仲介役を頼んでいた。

マウロ・ゴメス(Mauro Gomez)

 内野手。1984年9月7日生まれ、33歳。ドミニカ共和国出身。レンジャーズ、ブレーブス、レッドソックスなどを経て、2014年阪神入団。同年は109打点で打点王、ベストナイン(一塁手)を獲得。16年は139試合で打率・255、22本塁打、79打点。オフに阪神退団。日本通算425試合で打率・270、65本塁打、260打点。1メートル88、104キロ。右投げ右打ち。

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