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ヤクルト・宮本ヘッド、燕再建へ所信表明!「球団全体で一致団結」

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来季を想像させるイベント用のユニホーム姿で子供たちに捕球の基本を教えた宮本氏。ヤクルトナインに、その技術、精神が伝えられる  燕再建への“所信表明”だ! ヤクルトの来季1軍ヘッドコーチ就任が決まった球団OBの宮本慎也氏(46)が7日、宮城・気仙沼市内の小学校で開かれた野球教室に参加した。就任決定後、初めてとなる公の場で、来季に向けた指導方針などに言及。2014年以来、3年ぶりの最下位と低迷した古巣を蘇らせるため、「一致団結」を強調した。

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 強い決意を口にした。気仙沼での野球教室に参加した宮本氏は、再建に向けたテーマとして「一致団結」を掲げた。

 「現場もそうですけど、フロントも含めて球団全体で一致団結しないと再建というのはできない。誰の力で、というのはまずないので」

 今季のヤクルトは球団ワースト記録を更新する96敗(45勝2分け)を喫し、3年ぶりの最下位に終わった。小川淳司新監督(60)は5日の就任会見で「チーム力のアップ」を宣言。その言葉に沿うように、チーム力を結集させて巻き返しを図る。

 「自分のやりたいことばかりをできるわけではない。そこは監督としっかり話をして、いくべき方にいかないと。みんなが期待している『厳しい』というのは、全く今のところは考えていないです」

 現役時代は厳しい練習を自身に課したことで知られる宮本氏。選手兼任コーチだった2013年も、厳しい姿勢でチームを鼓舞した。ただ、厳しさばかりを押し出すつもりはなく「外から見ていた部分は、中にいる人は分からないと思う」と、チームを離れた4年間で得たものを還元する考えも強調した。

 今後は既に決まっている仕事の日程を調整しながら、11月2日からの秋季キャンプ(愛媛・松山)に随時参加する予定。4年ぶりのユニホーム姿で指導にあたる。

 「借金51のチームはなかなかないので、大変な作業になると思いますけど、選手本人が悔しい思いをしていると思う。それを前面に出してくれればと思います。何とか1年でも早く優勝争いをできるチームに、みんなで一致団結してやっていきたい」

 “所信表明”で「一致団結」の4文字を4度、繰り返した宮本氏。けが人の多さ、若手の育成など課題は山積みで道は平坦ではないが、燕を愛する46歳に再建がかかっている。 (赤尾裕希)

宮本 慎也(みやもと・しんや)

 1970(昭和45)年11月5日生まれ、46歳。大阪府出身。PL学園高から同志社大、プリンスホテルを経て95年ドラフト2位でヤクルト入団。正遊撃手として活躍し、3度の日本一に貢献。守備の名手でゴールデングラブ賞を10度(遊撃6度、三塁4度)受賞した。12年には通算2000安打達成。2004年アテネ五輪、06年第1回WBC、08年北京五輪日本代表。05-08年はプロ野球選手会会長も務めた。13年に現役を引退した。

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