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オリ・平野、メジャー挑戦視野にFA行使へ 球団は“宣言残留”容認の方針

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本拠地最終戦で、ファンへのあいさつを終えて引き揚げる平野(右)=撮影・中島信生  メジャー挑戦も-。今季で3年契約が満了となるオリックス・平野佳寿投手(33)が今オフに保有している海外フリーエージェント(FA)権を行使する見通しであることが7日、わかった。複数の関係者が明かした。球団はシーズン終了後に速攻で残留交渉に臨む方針。生え抜き12年目のクローザーは残留を選択肢に残しつつ、米大リーグへの道を切り開く。

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 オリックス一筋12年の絶対的守護神が野球人として、高みを目指し、勝負をかける。今シーズンで3年契約が終了する平野が今オフのメジャー挑戦を視野に入れていることが判明した。

 本人は「これから、しっかり考えたい。家族と相談しながら決めたい」と語るにとどめたが、複数の関係者の話を総合すると、保有している海外FA権を行使する見通しであることが明らかになった。

 機は熟した。今春、出場したワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で好投して、米大リーグ球団の評価は急上昇。シーズン中に視察を重ねた、あるナ・リーグのスカウトは「いいフォークも持っている。当然、調査対象だ」と言い切る。今季はここまで、58試合で29セーブを挙げ、防御率2・67。この日、注目のクローザーの登板はなかったものの、ドジャース、レッドソックスなどがネット裏に陣取っていた。争奪戦に発展しそうな様相を呈している。

 右腕の米球団との窓口を担う代理人は、イチローら多数の有力選手を顧客にかかえる腕利きのジョン・ボッグス氏が内定済み。ただ、海外FA宣言が即メジャー移籍に直結するわけではない。本人はチームに強い愛着を抱き、残留を選択肢に残しているもよう。現時点で国内他球団への移籍も考えていないとみられ、まずは所属球団と膝をつき合わせる。

 フロント側も生え抜きストッパーの流出阻止に向け、全力を注ぐ。球団幹部は「当然、来季も必要な戦力。シーズンが終わり次第、話し合いたい」と、複数年契約の提示を含めて交渉に臨む意向。“宣言残留”も容認する方針だ。

 平野は9日のシーズン最終戦(ロッテ、ZOZOマリン)には帯同しないため、本拠地最終戦後のセレモニーで幾多の思いを込めて、客席のファンに一礼した。先発、リリーフをこなし、通算549試合で48勝、156セーブ、139ホールドを築き上げた鉄腕の行く末は…。今後の動向から目が離せない。

平野 佳寿(ひらの・よしひさ)

 投手。1984(昭和59)年3月8日生まれ、33歳。京都府出身。京都・鳥羽高-京産大から2006年ドラフト希望枠で入団。11年には72試合に出場し、43ホールドを挙げて最優秀中継ぎ投手。14年には62試合に出場して40セーブを挙げ、最多セーブのタイトルを獲得した。今季は58試合に出場し、3勝7敗29セーブ8ホールド、防御率2・67。通算549試合で48勝69敗156セーブ139ホールド、防御率3・10。1メートル86、84キロ。右投げ右打ち。年俸3億円。背番号「16」

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