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【球界ここだけの話(1048)】日本ハム・飯山の引退試合に大量の贈り物 “守備固め”が本職のベテランに大谷は尊敬のまなざし

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日本ハム・飯山  中日・小笠原(2軍監督)、工藤、谷元、巨人・二岡(打撃コーチ)、木佐貫、矢貫、吉川光、石川。ヤクルト・今浪、鵜久森、大引。DeNA・藤岡。ソフトバンク・鶴岡。西武・森内…。3日のオリックス戦で20年間の現役生活を終えた日本ハム・飯山裕志内野手(38)の最終試合。札幌ドームのベンチ裏には旧友たちから届いた花がいくつも飾られていた。大量の贈り物にベテラン選手の人柄がにじみ出ていた。

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 引退試合をやってもらえるのは一握りの選手だ。通算20年で出場911試合、打率・202、1本塁打、45打点。試合数よりも打席数(849)が少ない“守備固め”が本職の飯山が手にした最後の勲章だった。自らを「へたくそで非力で不器用な選手。だから練習で100%出せないと、試合でも100%を出せないと思ってやってきた」と謙遜するが、仲間も家族もそして、ファンも最後の雄姿に涙を流した。

 巨人と対戦した2012年の日本シリーズ。第4戦の延長十二回一死一、二塁で打席は飯山。守備職人に栗山監督は代打も犠打も考えたという。だが、出した答えは“打て”のサイン。執念のサヨナラ打で期待に応えた。「野球の神様がこういう選手に打たせてくれるんだって、改めて教えてもらった」と指揮官も振り返る。

 野球に対する姿勢が若手が多い日本ハムでお手本となっていた。大谷も「いろいろと勉強させてもらった。毎回、助けてもらったし、お世話になりました。内野手ですし、出場が特殊なので、自分とは違う部分もあるけど、出場のために毎回準備して、練習では誰よりも動いている」と尊敬のまなざし。若き日の飯山が田中幸雄や金子誠の背中を追いかけたように、今は10代、20代の選手が38歳の背中を見続けていた。

 来季からはコーチとして若手を指導する。「とりあえず、食べる量を減らして、太らないようにしたいですね」。薩摩隼人の第2の野球人生はすぐに始まる。(桜木理)

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