【球界ここだけの話(936)】ロッテに明るい兆し 「選手が疲れるだけ」との声も上がった居残り特打が実を結びつつある - SANSPO.COM(サンスポ)

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【球界ここだけの話(936)】ロッテに明るい兆し 「選手が疲れるだけ」との声も上がった居残り特打が実を結びつつある

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ロッテ・サントス  パ・リーグの最下位に沈むロッテ。依然、上位チームから大きく引き離されているが、明るい兆しも見えてきている。低迷が続いていた打線は徐々に底上げされ、開幕から約2カ月間も1割台だったチーム打率は13日現在で・218まで上昇した。

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 「走り打ち」で話題の新外国人、サントスが起爆剤になり、故障から復帰した昨年の首位打者・角中が中軸を担い、主将・鈴木がチームを引っ張る。ようやく打線の「型」ができてきた中で、近日中にペーニャが加わる。大砲として期待される新助っ人が「軸」として機能すれば、さらなる得点力アップが見込める。遅ればせながら、他球団に対抗できる打線を形成できることになる。

 開幕当初の貧打はあまりに深刻だった。本拠地ZOZOマリンで打てずに敗れた後には、伊東監督が見守る中、室内練習場で「居残り特打」が行われた。試合直後に、外国人を除いたほぼ全員の野手が参加しての打撃練習。異例の光景に「意味がない」「選手が疲れるだけ」。周囲からは否定的な声もあがった。

 結果的には、当時の練習が実を結びつつある。2006~09年に広島で打撃コーチを務めたサンケイスポーツ専属評論家の小早川毅彦氏が言う。「そういう努力は、すぐに効果は出なくても、後に生きてくるものです。ロッテの場合は、一定期間徹底してチームとして取り組んだことが大きかったと思います。今後も(打線の状態は)上がっていくのでないでしょうか」。

 投手陣でも、昨年14勝を挙げた石川が13日のDeNA戦(横浜)で待望の今季初勝利。投打ともに「軸」が機能しはじめたロッテの今後の戦いに注目したい。(片倉尚文)

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