【虎のソナタ】きょうこそ虎に再び灯を - SANSPO.COM(サンスポ)

試合
速報

【虎のソナタ】きょうこそ虎に再び灯を

更新

ベンチ前で円陣を組んだが、打線は爆発せず。ソロ2本では…  (セ・リーグ、ヤクルト4-2阪神、7回戦、阪神4勝3敗、19日、神宮)性格が出ます。

<< 下に続く >>

 『○ 虎再び貯金12 今季最多タイ』

 『● 4月19、20日以来の連敗』

 ナイター開始前の編集会議に、CD(当番デスク)の澄田垂穂が提出したコンテには、勝ったとき用、負けたとき用の見出しのメモが淡々と併記されておりました。

 例の“妄想コンテ”でおなじみの大沢謙一郎だと、こうはいきません。『岩貞完封 3勝目!!』『福留連発!!』『糸井猛打賞!!』など、勝利だけを前提にしたド派手な文字が列挙されます。

 「どっちになってもいいように、準備はしとかないと」。なんて言っていたのに、急にドタバタし始めました。

 「うわっ!! 俺の上だけ、蛍光灯が切れている」。見ると、編集局の天井の照明のうち、CD席の上の1本だけが消えていました。

 「縁起でもない」

 大あわてで、会社の備品や設備の管理をする部局に電話をかけ、「ケ、ケイコートー、取り換えてください。阪神が負けてしまう」。

 その蛍光灯、きのうの夜から切れてた、と教えると「だからきのう負けたんですよ。よし、これできょうは勝った」。

 すると、サブデスク席に座っていた前日のCD堀啓介が「え? きのう切れてましたっけ? 気がつかなかった」。

 性格が出ます。

 一方、神宮球場の金本監督は、前日の中日戦1-2の敗戦から一夜明けて、移動即ナイターの日程の中、どっしり構えていました。

 「二遊間、誰を使うか迷うんよなあ」と、移動に同行したキャップ阿部祐亮にポツリ。

 「みんな結果残してますからね」

 「そうなんだよ」

 うれしい悩みという表情だったらしい。開幕から二塁で上本が結果を残し、上本が右足首を痛めて先発を外れたら、大和が活躍。遊撃の座をつかんだ北條が調子を落としたら、ドラフト5位の糸原健斗内野手(JX-ENEOS)がしぶといプレーをみせて…。“うれしい悩み”からのこの日のスタメンは「2番・遊撃」北條、「7番・二塁」糸原でした。

 澄田家では最近、こどもたちが阪神のことをやたらと聞いてくるようになったらしい。

 「きょうは勝ったねとか、今年は優勝するん? とか、去年まではそれほどではなかったのに」

 ♪ロッコーオロチに、チャッチョーとぉ~と歌っていた真歩ちゃんと遼真くんも、それぞれ小5と小3。

 「長女が生まれたのが2006年です。2人ともスイスイと阪神ファンへの道を歩んでいますが、優勝を知りませんからね」

 そうだった。阪神は岡田監督の2年目、05年に優勝してから小学校5年生の年数ぶん、11年間優勝していない。

 「そろそろ優勝してもらわないと。だから僕は蛍光灯を換えてもらったんです。決して自分の仕事が楽になったらいいなと思ったのではなく」

 あやしい…。

 原樹理らを打ち崩せず、残念ながら試合は『●コンテ』の方になってしまいましたが、焦らんときましょう。今季は連敗もまだ3度目。まだ2桁の貯金がある。虎の未来は明るい。蛍光灯も取り換えたし…。

試合結果へ

今、あなたにオススメ
Recommended by

ランキング

PR