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楽天新監督に立浪氏急浮上!星野副会長と師弟タッグで再建だ

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楽天新監督に立浪氏急浮上!星野副会長と師弟タッグで再建だ

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2011年4月。QVCマリンでの試合前に、当時の星野監督(左)に挨拶した立浪氏(右)。楽天の監督候補に浮上した  楽天の新監督候補として、中日で通算2480安打を放った「ミスタードラゴンズ」立浪和義氏(46)=野球解説者=が急浮上したことが9日、分かった。大久保博元監督(48)が成績不振を理由に辞意を固めたことを受け、球団は候補者をリストアップ。新たに編成の全権を託された星野仙一球団副会長(68)が中日監督時代から英才教育を施した立浪氏が、候補の一人に浮上した。

 就任1年目の大久保監督が8月下旬、成績不振の責任を取って今季限りで辞任する意思を固めた。辞意を伝えられた球団は、水面下で次期監督候補のリストアップを進めている。その中で「ミスタードラゴンズ」立浪氏が急浮上した。

 7日付で、シニアアドバイザーを務めていた前監督の星野氏がチーム運営、編成を全面的に統括する球団副会長に就任した。立花球団社長は今後の人事権について「中長期的なものも含めて星野さんの権限、責任。基本的には星野さんの意向を中心に考える」と説明した。監督選考についても、リストアップや絞り込みの全権を委ねる意向だ。

 今季、プロ野球の監督は最年長こそDeNA・中畑監督の61歳だが、その一方で40歳代の監督は5人と、若返りが進んでいる。46歳の立浪氏は1988年、ドラフト1位でPL学園高から中日に入団。当時の星野監督が、高卒1年目としては球団初となる開幕スタメンで起用。チームリーダーとしての英才教育を施した。

 立浪氏は現役晩年の2008年にコーチを兼任したが、引退後は「監督候補」とされながら、中日のユニホームに袖を通していない。13年の第3回ワールド・ベースボール・クラシックでは、日本代表の打撃コーチを務め、中田翔(日本ハム)らを熱心に指導。当時の監督は星野氏の盟友、山本浩二氏(68)だった。

 関係者は立浪氏について「再びユニホームを着たいという意欲は持っているようだ」と証言する。古巣の中日は、谷繁監督が14年から4年契約を結んでおり、早期の監督オファーは考えにくい。一方、恩師の星野氏は特別な存在で、楽天監督を務めていた当時、立浪氏は2月1日のキャンプ初日に必ず沖縄・久米島を表敬訪問していた。その星野氏が監督就任をオファーすれば、一気に話が進む可能性が高い。

 一方、地元・宮城県出身の佐々木主浩氏(47)、今季限りで現役引退する斎藤隆投手(45)らも候補に挙がっており、慎重に選考を進めるもようだ。

 今季は三木谷浩史オーナー(52)の現場介入が公になっただけに、星野副会長がオーナーと現場との調整役となって、次期監督が自由に采配を振るえる環境を整えることがチーム再建への第一歩。その意味で「星野-立浪」は理想的なコンビといえそうだ。

立浪 和義(たつなみ・かずよし)

 1969(昭和44)年8月19日生まれ、46歳。大阪府出身。PL学園高3年時の87年に主将として甲子園春夏連覇。88年ドラフト1位で中日入団。高卒新人ながら開幕戦に「2番・遊撃」で先発出場し、同年に新人王とゴールデングラブ賞に選出された。2008年から打撃コーチを兼任し、09年に引退。13年に第3回WBC日本代表の打撃コーチを務めた。通算成績は22年間で2586試合に出場、打率・285、171本塁打、1037打点。2480安打はプロ野球歴代8位、487二塁打は同1位。

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