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俺たちのオールディーズ音楽が帰ってくる
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中島みゆき、かぐや姫、森山良子…。40、50代が青春時代に聞いた音楽が帰ってくる。東京・銀座では13日から70年代フォークなどのライブイベントが開催され、当時の代表的アーティストを輩出した「ポプコン」関連CDのネットショップもオープン。さらに、この世代にむけた音楽雑誌も創刊される。若者中心の音楽市場に、中年世代の「俺たちの音楽」が今、復権だ!〔写真:「自分たちの音楽を取り戻して、新しい大人文化を作ろう」と動き出したメンバーたち〕
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13日から、東京・銀座で開かれる「LIFE GOES ON〜銀座ナイト〜」。
70年代、若者たちの絶大な支持を得たフォークやロック、ニューミュージックを中心にしたライブイベントだ(表)。
会場では、杉田二郎が「戦争を知らない子供たち」などを、上田正樹がジョン・レノンの「イマジン」などを歌う。
同イベントを企画した社団法人音楽制作者連盟の山中浩郎常務理事(45)は、「今は、メロディーが希薄でリズム重視の若者向けの音楽ばかりが増え、40代後半から50代の人たちが聞ける音楽がなくなってしまった。このイベントは、中年世代が自分たちの音楽を取り戻すことで、『新しい大人文化』を作ろうという運動の一環です」という。
この運動には小室等や杉田二郎、南佳孝らも賛同。来春には、首都圏の市民ホールをはじめ、各地で、コーラスグループの「サーカス」や杉田二郎などが出演する「沿線ライブ」を計画中。さらに、来秋には、「フジロックフェスティバル大人版」も企画しており、山中さんは、「ボブ・ディラン、ニール・ヤングらが招へいできたら最高。吉田拓郎、井上陽水などにも参加してほしい」と夢はふくらんでいる。
音楽制作者連盟エルダーマーケティング部会の調査によると、40、50代の半数以上が「音楽は生活になくてはならないものだと思う」と答えている。だが、現実は「年齢とともに音楽を聞く機会が減ってきた」「レコード店に行くのが面倒になった」との声が多い。
「学生時代にフォークなどに親しんだ彼らは潜在的な音楽ファン。大人が楽しめる音楽を提供することは、音楽業界の活性化にもつながる」と関係者はみている。
「俺たちの音楽」を取り戻そうという中年世代の動き。今後は、「大人たちのヒット曲」が出現する可能性も大きい。
★「ポプコン」CDが購入できるネットショップが開店
中島みゆき、八神純子、世良公則らを送り出した「ポピュラーソングコンテスト」関連CDを販売するインターネットショップ「ポプコンプラザ」が11月1日、楽天市場内にオープンした。
ポプコン出身者ベスト盤のほか、CHAGE&ASKAの「ひとり咲き」オリジナル版が入ったアルバムなども用意。週に5000件以上のアクセスがあるという。
同プラザによると、「中島みゆきの『地上の星』などで、ポプコン世代である40、50代のCDマーケットが活性化。彼らは実店舗に買いに行くのが億劫で、ネットや通販でCDを買うことが多い。当時の音楽をもう1度聴きたいという人も多く、ポプコンという枠組みを作ることで、購入意欲が増すと思います」。
ホームページ=http://www.rakuten.co.jp/popconplaza/
| ◆「LIFE GOES ON〜銀座ナイト〜」ライブ日程◆ |
| 開催日★会場=出演者、特徴 |
| 13日 |
★ヤクルトホール=トミ藤山、ムッシュかまやつ、マイク眞木、金子洋明、麻田浩。カントリー&ウエスタンの魅力が再認識できる |
| 15日 |
★ヤクルトホール=杉田二郎、Lynx。クラシックの名曲からフォークソングまで、杉田二郎がフルート奏者の美女4人と競演
★銀座ガスホール=辛島美登里、村上ゆき、杉真理、稲垣潤一。アコースティックライブで生の声の魅力を堪能 |
| 16日 |
★銀座ガスホール=上田正樹、プロサックス奏者の朝本千可。「ぜひ、夫婦で見に来てほしい」と上田正樹 |
| 17日 |
★銀座ガスホール=安部恭弘、鈴木雄大、村瀬由衣、浜田美樹。コーラスで「マンハッタン・トランスファー」の曲にも挑戦 |
| 18日 |
★ニッポン放送イマジンスタジオ=村上“ポンタ”秀一率いるトリオ「NEW PONTA BOX 」、遊佐未森。ケイト・ブッシュからスタンダードジャズまで幅広い曲を歌う |
| 19日 |
★ニッポン放送イマジンスタジオ=村上”ポンタ”秀一ユニット、日本を代表するブルース・シンガー、近藤房之助。ブルースの名曲や2人のアルバムの曲もライブ初披露 |
| ※開演は月〜土曜は18時30分、日曜は18時。料金は3150円。チケットはチケットぴあ、ローソン、イープラス、CNプレイガイドなどで発売中 |
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★中年バンド活動中
ヤマハ音楽教室では中年世代の受講者が増加中。全在籍者数約10万人のうち、4分の1以上が40〜50代で、「平成11年に1万5000人だった40、50代が5年間で約2・5倍」(ヤマハ)。
楽器を習うだけでなく、仲間とバンド活動に熱中する人たちも多い。
サラリーマンや自営業など、40、50代の男性5人の「Oyla(おいら)」=写真左=もその1つだ。
バンド仲間はネットで募集し、「子供時代にピアノなどの経験があって、社会人になって中断していた人が集まった。レパートリーは70年代のロック。モットーは練習もライブも楽しみぬくことです」とギター担当の吉原慎二さん。
メンバーの1人は介護のために一時的に離脱しているが、「生活の変化があるのがこの世代。またやれるようになれば一緒にやればいい」(吉原さん)と柔軟なのも、大人ならではだ。
★大人のための音楽雑誌も登場
8日、創刊された「kamzine カムジン」は、大人が楽しむ音楽雑誌。東京・新宿では、3人組エンターテイメントユニット「ミスゴブリン」、韓国の男性デュオ「SoRi(ソリ)」らによる記念ライブで創刊を盛り上げた。
同誌は、「歌、夢、人」をテーマに、さまざまな企画を展開。創刊号の巻頭インタビューでは中島みゆきが、人生と歌を秘蔵写真とともに語る。さだまさし、森山良子、世良公則らのインタビューも掲載している。
連載では、藤原紀香が各界の著名人と対談する「ホンネが聞きたい」が注目。創刊号のゲストは、自民党の安倍晋三幹事長代理。若い頃に聞いた音楽や選挙の決起集会で流す曲など、歌と人生を振り返る。また、付録のCDは、今月は昭和45年を象徴する歌がたっぷり。毎月8日発売。164ページ750円。問い合わせはサンケイスポーツ出版営業部TEL03・3243・8489。
| ◆中年世代が好きな音楽◆ |
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40代 |
50代 |
| (1) |
ニューミュージック |
フォーク |
| (2) |
J−POP |
ニューミュージック |
| (3) |
歌謡曲 |
歌謡曲 |
| (4) |
フォーク |
クラシック/オペラ |
| (5) |
CMソング |
J−POP |
| (6) |
クラシック/オペラ |
グループサウンズ |
| (7) |
ジャズ(インストゥルメンタル) |
サウンドトラック |
| (8) |
アニメソング |
ジャズ(ボーカル) |
| (9) |
ロック |
ジャズ(インストゥルメンタル) |
| (10) |
サウンドトラック |
オールディーズ |
| (10) |
ゴスペル |
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◆中年世代が支持する アーティストベスト10◆ |
| (1) |
かぐや姫 |
| (2) |
井上陽水 |
| (3) |
吉田拓郎 |
| (4) |
N.S.P (ニュー・サディスティック・ピンク) |
| (5) |
森山良子 |
| (6) |
風 |
| (7) |
イルカ |
| (8) |
はっぴいえんど |
| (9) |
荒井由実 |
| (10) |
サディスティック・ミカ・バンド |
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