メッチャ楽しい!カプセル入り玩具・ガチャガチャが大ブーム

カプセル玩具
カプセル玩具
秋葉原ガチャポン会館
 大人の間で、通称「ガチャガチャ」と呼ばれるカプセル入り玩具が大ブームになっている。専用の販売機に硬貨を入れてレバーを回すと出てくるもので、本来は子供向けだが、最近は玩具メーカーも大人向け商品の開発に躍起だ。「ガチャガチャ」マシーンだけを並べた専門店も続々と登場するほどの人気を集める理由を探った。〔写真:何が出てくるか分からないドキドキ感で大人を引き付けるカプセル玩具。精巧なミニチュアも魅力だ(© Moomin CharactersTM)

 東京・秋葉原の「秋葉原ガチャポン会館」。一昨年末開館の、日本初の「ガチャガチャ」専門店だ。店内のカプセル玩具販売機は約350台。顧客層は20、30代の男性でサラリーマンも多い。

 同店の宇高秀樹さんは「最近は女性客も増えて、1日の平均販売数は約5000個。週末はその2、3倍。お父さんの方が夢中になっている親子連れも見かけます」。

 このカプセル玩具の2002年度の市場規模は、260億円で、前年比24%の伸び。火付け役は、昨年11月にバンダイ(東京都台東区)が発売した「ぼくの小学校シリーズ」(3種類)だ。

 昭和50年代の小学校の備品や文具をミニチュア化したもので、シリーズ合計で240万個の売り上げ。ヒットの理由は、「机の中に給食のパンの食べ残しが入っているといったリアルで精巧な作り」と同社はみる。

 また、トミーグループのユージン(東京都葛飾区)の「学研 科学と学習ミニコレクションパート1」も、4月の発売後2週間で、30万個を完売。実際に実験ができる点が20、30代の男性に受けた。さらに、7月にはコナミ(東京都千代田区)とタカラ(東京都葛飾区)が提携して参入。こちらはカプセルではなく立方体の箱型で「カプセル玩具は100〜200円だが、大人を意識、500円の商品も用意した」(タカラ)という。

 人気の背景をバンダイ広報の中西香澄さんはこう分析する。「玩具菓子人気で、購入時の気恥ずかしさが薄れているし、何が出てくるか分からないドキドキ感も魅力。子供時代の『全部そろえたい』という夢を叶えようという人もいるでしょう」

 精巧な作りに加え、「アニメなどの名場面の再現や懐かしのヒーローなども多く、コレクション性も上昇」(宇高さん)というカプセル玩具。人気はまだまだ続きそうだ。

専門店も続々登場

 7月、東京・渋谷に「ガチャステーション渋谷」がオープン。バンダイグループの、サンリンク(東京都文京区)の経営で、約25平方メートルの店内に66台の販売機が並ぶ。

 同じく渋谷のナムコのゲームパーク「INTI渋谷店」には、同区最大規模の200機以上のマシーンを設置した専用コーナー「シブガチャ」がある。また、セガ(東京都大田区)では、同社運営のアミューズメント施設にカプセル玩具自販機の専門コーナー「セガッチャ!」をオープン。すでに設置されている「セガワールド金沢」、「セガワールド府中」などに続き、順次導入される。

 一方、4月には、埼玉県さいたま市の「さいたまスーパーアリーナ」のけやき広場にガチャコーナーが誕生。設置台数は200台。

カプセル玩具付きお子様メニュー

 すかいらーくが経営するファミリーレストラン「ガスト」では、昨年4月から「プレゼント付きお子様メニュー」(480円)を全国展開。

 「ガチャガチャ」で遊ぶためのコインが付いており、店内の販売機でカプセル玩具1個を無料でもらえる。同社広報部によると、「通常の玩具付きお子様メニューに比べ、何が出てくるか分からないという楽しみがあり、人気は高いです」。

 同社では、ガストのホームページでカプセル玩具の内容も紹介。同メニューを注文しない場合は、100円でカプセル玩具に挑戦できる。

人気のカプセル玩具あれこれ



★ぼくの小学校シリーズ/200円
昭和50年代の小学校を彷彿させる机や飛び箱、給食などのミニチュア。8月には第3弾「ぼくの小学校 3時間目〜夏休み編〜」発売。11月上旬に第4弾発売
★HGシリーズ ドラゴンボールZ イマジネイション フィギュア/300円
「ドラゴンボール」と「ドラゴンボールZ」の名シーンのジオラマフィギュア。全6種類。ウルトラマンの映像シーンを再現した「ウルトラマン イマジネイション2」も発売
★HGシリーズ ルパン三世 峰不二子コレクション/200円
彩色リアルフィギュア。ルパン三世の人気キャラクター、峰不二子に特化。歴代の不二子の魅力を、余すところ無く再現
★フロッグスタイルコレクションシリーズ/100〜200円
メッセージ付きのカエルのキーホルダー。手のひらサイズのぬいぐるみや、TVドラマ「ウォーターボーイズ」バージョンも発売



★学研 科学と学習ミニコレクション/200円
学研の「科学」と「学習」の付録をカプセルサイズに。「スーパー顕微鏡」「結晶ツリー」など、飾るだけでなく実験も可能。現在、第2弾発売
★新橋おやじ居酒屋/200円
焼き鳥、焼き魚、ししゃも、日本酒など居酒屋メニュー。皿もノスタルジックな雰囲気。全9種類
★ディズニー シネマジックパラダイス〜プリモR〜/300円
ダンボ、ピノキオ、ミッキーマウス、人魚姫、くまのプーさんの5種類。ジオラマフィギュアで、映画のワンシーンのよう
★野菜づくしシリーズ/100円
現在、第2弾「大収穫祭」を発売。プチトマト、ナス、セロリなど30種類に、シークレットアイテム2種類。1アイテム1〜2センチと超ミニサイズで、精巧な形状




★デザート王国 ファミレスデザート/200円
香りつきミニチュアデザート。「シュークリームとチョコアイス」「苺のミルフィーユ」「フルーツ&プリンパフェ」など本物そっくり。全6種
★コンビニシリーズ/200円
第1弾「おでん」、第2弾「ちょっとコンビニ」に続き、10月にシリーズ第3弾「コンビニ弁当」を発売。弁当の容器にはビニールをかけて本物同様の仕様を再現




★ムーミン/300円
フィギュア製作で名高い海洋堂との共同ブランド、「K&M」の商品。「スナフキン大物を釣る」「リトルミイ ケーキを運ぶ」「暖炉とパパ」など、精巧なジオラマフィギュアが特徴。全5種類



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