2008年05月12日 更新

硫化水素で無理心中 殺人未遂初適用で29歳母を逮捕

 硫化水素で次男(5)と無理心中を図ったとして佐賀県警唐津署は11日、殺人未遂の疑いで住所不定、スナック店員の馬場陽恵(はるえ)容疑者(29)を逮捕した。同署によると硫化水素での自殺未遂に同容疑を適用するのは初めて。

 調べでは6日正午ごろ、同県唐津市鎮西町の実母(65)方アパート押し入れで硫化水素を発生させ、次男を殺害しようとした疑い。「子供が泣いたので我に返り、2人ですぐ外に逃げた」と供述。当時実母は不在で、2人や付近住民らに健康被害はなかった。

 事件の数日前から次男を連れ実家に身を寄せていた。交際中の男性とのトラブルが原因とみられる。同署は「全国で硫化水素による自殺が多発しており、逮捕に踏み切った」としている。