敵地で勝利宣言 民主党候補にオバマ氏

2008.6.5 05:36

 歴史的激戦となった米大統領選の民主党候補指名争いは3日(日本時間4日)、全予備選が終了。初の黒人大統領を目指すオバマ上院議員(46)の獲得代議員が指名に必要な過半数に達し、女性初の大統領を目指すヒラリー・クリントン上院議員(60)を破って指名を確定した。11月4日の本選で共和党のマケイン上院議員(71)と対決する。

 オバマ氏は3日夜、今年の共和党大会が開かれる“敵地”ミネソタ州セントポールで演説し「私が民主党候補になる」と勝利宣言。クリントン氏はニューヨークで演説し「今夜はいかなる決断もしない」と撤退を宣言せず、数日中に党幹部らと相談して対応を決めると語った。

 CNNテレビによると3日のサウスダコタ、モンタナ両州予備選で獲得した一般代議員と新たに支持表明した特別代議員を合わせると、オバマ氏の獲得代議員数は2156人で過半数の2118人を上回った。クリントン氏は1923人。

 今後は副大統領候補選びが焦点に。党内亀裂の克服に向けてオバマ氏がクリントン氏を指名するかどうか関心を呼んでいる。「ドリーム・チケット(夢の組み合わせ)」と言われるコンビが実現すれば、11月の本選で強力な体制を築くことができる。指名された場合について、クリントン氏は「党のためになるなら検討する」と前向きな考えを示している。

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