愛媛県今治市で今治署の護送車から恐喝容疑で逮捕した男が逃走した事件で、護送車がその直後に追突事故を起こしたことが7日、同署への取材で分かった。けが人はなく、県警は「軽微な事案」として発表していなかった。
今治署によると、交差点で信号待ちをしていた護送車から逃走した容疑者を追跡しようと、同署職員がサイドブレーキをかけて車を降りたが、オートマチックのギアを停止位置にしなかったため、2〜3メートル前方に停車中の乗用車に追突した。職員は「サイドブレーキはかけたが甘かった」と話しているという。
村上正副署長は「すべて署に責任はあるが、軽微な物損事故で逃走と関係ないので発表しなかった。容疑者の追跡に影響なかった」としている。
逃走したのは無職、安倍健史容疑者(26)。10月31日午後3時15分ごろ、護送用ワゴン車の窓から逃げ、まだ見つかっていない。