神戸市中央区の住宅街を流れる狐川に約1週間前からイノシシの子ども「うり坊」数匹が姿を現し、脱出できない状態が続いている。身を寄せ合う姿に地元住民は「何とかしてあげて」。えさを与えながら見守っている。
川は幅が5メートルほどで水深はごくわずか。両側が高さ約6メートルのコンクリート壁に囲まれている。近所の人によると、6月26日ごろから川辺で目撃されるようになり、多い日には8匹が確認された。うち1匹は死んでいた。
4日も4匹が集まって住民の投げたパンを食べたり水たまりの水を飲んだりしていた。近くの主婦(63)は「近くではイノシシがごみ捨て場を荒らすこともある。何かしてあげたいが、餌づけして人に慣れてしまうと良くないし」と複雑な表情だった。