第171通常国会が5日召集され、衆院解散・総選挙をにらんだ与野党対決の幕が開いた。決戦前夜を思わせるピリピリムードが漂う一方、正月らしい晴れやかさも。閣僚の野田聖子消費者行政担当相(48)や小渕優子少子化担当相(35)、自民党の丸川珠代参院議員(37)、公明党の松あきら参院議員(61)らが晴れ着姿で登場し、議場をカラフルに染め上げた。
もっとも、自民、民主両党トップはさすがに気合満点。麻生太郎首相(68)は景気、雇用情勢の悪化に対応するため2008年度第2次補正予算案と09年度予算案を早期成立させ、政権への信頼を取り戻したい考え。同日午前の自民党両院議員総会で「覚悟を新たにして通常国会を戦い抜きたい」と述べた。
野党は、国民の信任を得ていない麻生内閣では対応できないとして参院で徹底抗戦、早期解散に追い込む方針だ。民主党の小沢一郎代表(66)は役員会で「決戦の年だ。大目標に向け一層の努力をお願いしたい」と訴えた。会期は6月3日までの150日間。