鳥取県境港市のJR境港駅前に設置されている、漫画「ゲゲゲの鬼太郎」の登場人物「ねずみ男」の看板が、何者かによって切り裂かれているのが13日、見つかった。
看板は同市観光協会などが、今年の干支(えと)にちなみ、「ねずみ男」を“年男”としてPRする一環として昨年末に設置していた。
幅8メートル、高さ90センチの看板に3カ所、カッターナイフのようなもので切られた跡があるのを、同日午前8時ごろ境港駅長が発見し境港署に通報した。最も大きい傷は横50センチ、高さ80センチに及ぶ。
同署は、最後に無事が発見された、12日午後5時から13日午前8時までに切られたとみて、器物損壊容疑で調べている。
今年8月には、看板が設置されている「水木しげるロード」内で、鬼太郎親子のネームプレートが盗まれる被害があり、それ以降同署はパトロールを強化していた。
観光協会は「プレートはファンが持ち帰った可能性もあるが、今回は悪質。境港を盛り上げようという気持ちを傷つけられ残念だ」とコメントしている。
「水木しげるロード」は同市出身の漫画家、水木しげる氏(86)の協力を得て、平成5年にオープン。約800メートル続く商店街で、「水木しげる記念館」をはじめ、全国の妖怪のブロンズ像が100体以上設置されている。昨年の観光客数は147万人で鳥取砂丘を越える一大観光地となっている。