全焼したのは消防器具の販売店だった。13日午前5時半ごろ、静岡市葵区緑町の「増田消防」から出火した。
近隣の住民からの119番通報で地元消防の先発隊が急行すると、住宅街にある木造平屋の同店は“大炎上”状態。さらに近くに小学校があることなどから、応援部隊を含め計15台の消防車両と59人もの隊員が消火活動に当たり、周囲は一時、騒然となった。
通報から約45分後の午前6時15分ごろ、73平方メートルを全焼し鎮火。隣接する住宅2棟の壁などを焦がした。出火原因を調べる静岡中央署は「戸締まりはしていたので事件性は少ない」と説明。清水区に住む店主や近隣住民に、けがはなかった。
同店は家庭用の火災報知機や消火器などの販売や保守、点検などを行う。本来、火災時に威力を発揮するハズの消火器も店内にあったが「破裂もせず、黒こげになって転がっていた」(地元消防)。さらに、火災報知機やスプリンクラーなどは、設置されていなかったという。