自宅前の歩道に大量のごみを放置して通行を妨げたとして、埼玉県警行田署は10日、道交法違反(禁止行為)の疑いで、行田市谷郷1−12−33、自営業関根博容疑者(79)を逮捕、自宅を家宅捜索した。
県警によると、各地で問題となっている「ごみ屋敷」に対し、道交法を適用して強制捜査するのは異例。
調べでは、関根容疑者は10日午前8時40分ごろ、自宅前の歩道に中古自転車や廃材などを積み上げ、通行を妨害した疑い。関根容疑者は1995年ごろから、自転車や家具などのごみを、路上から拾ってきて自宅前に放置、次第に歩道にまで広げていったという。
周辺住民の苦情を受けた市などが再三撤去を要請したが、関根容疑者は「もったいない。自転車の修理に使う部品だ」などとして応じなかった。関根容疑者は今年1月にも道交法違反容疑で書類送検され、罰金1万円を払っていた。
近くの主婦(77)は「市役所の人などに片付けられても、すぐにまた持ってきていた。ネズミやゴキブリがたくさん出るので近所はみんな迷惑していた」と話していた。