北京五輪のメーンプレスセンター(MPC)周辺では、世界各地から集まる報道陣や地元住民らの間で記念のピンバッジ交換が大盛況。一番人気は日本のテレビ局が配ったドラえもんで、4年に1度の逸品をめぐり争奪戦が過熱している。
「ドラえもんと交換して」「絶対ダメ! とっても入手困難だから」。MPCの入り口前では、首からIDカードを下げるヒモいっぱいにバッジを着けたMPCの職員や記者が、コレクターらと盛んに交渉を続ける。
五輪のマスコットキャラクターや万里の長城、天安門など北京ならではのデザインが好まれ、人気の品は2個3個とおまけをつけてもなかなか交換してもらえない。
米NBCテレビで働く王宏晨(おう・こうしん)さん(39)はドイツ、フランス、オーストラリアなど各国放送局のバッジを収集。「一番のお気に入りは日本のドラえもん。子どもが好きなので2個持っている」と誇らしげ。1日40個も交換するというコレクターの中国人女性は「バッジは五輪の一つの文化。選手らとの交流にもなる」と話した。(共同)