山田線は盛岡駅から釜石駅まで157・5キロをつなぐ。蟇目(ひきめ)−花原市(けばらいち)間の線路上と線路脇に高さ2メートルを超す落石が2個見つかった。復旧には破砕機や重機による作業が必要で、時間がかかることが見込まれる。
岩泉線は山田線と接続する茂市駅から岩泉駅まで38・4キロをつなぐ。沿線は道路の未整備区間が多いうえ、道路自体も落石の影響で通行止めが相次いでいる。落石検知装置が作動しているが、正午現在で作業員が現場にたどりつけず、被害を確認できないままになっている。
今回の地震は深夜に発生したため人的被害はなかったが、運行中の列車に直撃していたら脱線転覆は免れないところだった。平成8年には大雨の影響で、岐阜県のJR高山線で特急列車が落石に衝突、乗客ら17人がけがをした。