中国南部の貴州省甕安県で28日夜、数万人規模の住民が県庁や警察本部などの建物を焼き討ちにする大暴動が起きた。15歳少女の「強姦殺人」事件に対する捜査当局の“隠ぺい工作”に不満が爆発し過激な抗議活動に発展したようで、警察の発砲で住民が死亡したとの説も。北京五輪開幕まで約40日。安全イメージを国内外に示したい中国政府だが、またまた頭の痛い事態だ。
チベット問題、四川大地震に続き、今度は異例の大規模住民暴動だ。
貴州省の少数民族自治州内にある甕安県。人口44万人ほどの地区で、数万人ともいわれる住民が“蜂起”した。
地元メディアなどによると28日夜、群衆が県庁や公安局(警察本部)、共産党委員会などの建物を取り囲み襲撃。建物の窓ガラスをたたき壊し、十数台の警察車両に放火した。公安局のロビーにも車両が入れられ放火、建物内で爆発し炎上した。火の手が上がり激しく黒煙が立ち上った。
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