名古屋市の瑞穂ラグビー場で開催された全国地区対抗大学ラグビー大会(2〜6日)に出場するため、同市中区の旅館「名龍」に宿泊していた九州大学ラグビー部の部員13人が食中毒症状を訴え、うち7人からノロウイルスが検出されたことが6日、わかった。
旅館などによると、ラグビー部は開幕前日の今月1日から40人ほどで宿泊。3日午後10時過ぎごろから、13人が次々と下痢や嘔吐などを繰り返すようになった。
名古屋市によると、届け出を受けて検査した結果、うち7人からノロウイルスを検出。さらに旅館の調理師3人全員からノロウイルスが検出された。市は調理師から食事を介して感染したとみて、食品衛生法に基づいて旅館に5日から当面、食事の提供禁止の処分を出した。
九大は2日の1回戦で仙台大(東北地区代表)に48-5で快勝。だが発症翌日の4日の準決勝では、東京都市大(東京1区代表)に7-57で大敗した。
九大ラグビー部は1925年創部で、今季は九州学生リーグの2部で優勝。あるOBは「(12月の入れ替え戦で)1部への昇格が決まり調子もよかった。それが(大会では)主力の半分が出られなくなった。主力が出ていれば勝てない相手ではなかったし、絶対優勝できるとみんな期待していた」とガックリだ。