2017.12.20 12:00(1/2ページ)

【ラグビーコラム】大学入れ替え戦は「何が起きるか分からない」 1年間の積み重ねの全てを問われる

【ラグビーコラム】

大学入れ替え戦は「何が起きるか分からない」 1年間の積み重ねの全てを問われる

特集:
ノーサイドの精神
さまざまなドラマが生まれる大学ラグビー。試合は11月18日の帝京大対明大

さまざまなドラマが生まれる大学ラグビー。試合は11月18日の帝京大対明大【拡大】

 【ノーサイドの精神】今年も悲喜こもごもの情景が描き出された。大学ラグビーの入れ替え戦だ。関東対抗戦AとB、同リーグ戦1部と2部の対戦では、4試合のうち入れ替えとなったのがリーグ戦の専大(2部1位)43-38関東学院大(1部8位)の1試合だけだったが、リーグ戦のもう1試合は1部の拓大と2部の立正大が40-40で引き分けた(規定により上位リーグの拓大が残留)。対抗戦でも青学大(A7位)24-20武蔵大(B2位)、成蹊大(A8位)25-17立大(B1位)と、上位リーグのチームが残留を決めたが、いずれも僅差だった。

 「何が起きるか分からない」

 入れ替え戦を経験した指導者や選手は、口々にそういう。特に最上級生が「絶対に落ちるわけにはいかない」「何とか上がって後輩につなげたい」と、あるいは優勝争い以上に全身全霊をこめる戦いだけに、単純な力関係だけでは推し量れない要素が加わるのだろう。

 「全身全霊を打ち込んでくれるような雰囲気になれば、よかったんですが」とは、青学大で就任2季目の加藤尋久監督だった。7位で迎えた入れ替え戦。下位リーグの2位とは力の差があるだろうと、漠然とした安心感のようなものが漂っていたという。試合は武蔵大の勢いに受け身に回り、前半は7-14とリードされ、後半ロスタイムに何とか逆転した。

 「今年は1年から4年まで入れ替え戦を経験した者が誰もいなかった。入れ替え戦は別物という意味が、身をもって分かったはず」

 セコムや日大でのヘッドコーチ時代に、入れ替え戦での昇格や降格を何度も経験してきた加藤監督は、そう話す。

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