2017.10.18 12:00(1/2ページ)

【ラグビーコラム】求められるレフェリーの揺るぎのない判断基準 ヤマハ発動機-NTTコムですがすがしさ感じた

【ラグビーコラム】

求められるレフェリーの揺るぎのない判断基準 ヤマハ発動機-NTTコムですがすがしさ感じた

特集:
ノーサイドの精神
9月9日、ヤマハ発動機・五郎丸はリコー戦で日本復帰後初トライをマーク

9月9日、ヤマハ発動機・五郎丸はリコー戦で日本復帰後初トライをマーク【拡大】

 【ノーサイドの精神】14日に静岡・エコパスタジアムで行われたラグビー・トップリーグ(TL)第8節、ヤマハ発動機-NTTコムは、久しぶりにすがすがしさを感じる試合だった。その理由は“主役”である両チームの戦いぶりにも増して“脇役”のレフェリーの笛によるものだった。

 この試合は、スコットランド協会から招いたキース・アレン・レフェリーが担当したのだが、久しぶりにTMO(テレビジョン・マッチ・オフィシャル)なしの試合を観戦できた。

 TMOとは、簡単に言い換えればビデオ判定のことだ。敵味方の選手が折り重なりトライできているか不明瞭な場合などで導入される。ラグビーの進化に伴い、レフェリーやアシスタントレフェリー(線審)の“眼”だけによる判定が困難となったため、W杯など世界トップレベルの試合でも導入されている。

 よりフェアで正確な判定をするには、導入もやむを得ないシステムとは認めるが、弊害もある。試合の流れが寸断されることも興ざめなのだが、それ以上にレフェリーがTMOに依存しすぎるのではないか、という疑念だ。

 プロ指導者、プロ選手が増えていくなかで、1つのミスジャッジが雇用にも影響する時代。誰もが判定に公正さを求める風潮だ。だが、レフェリーが失ってはいけないのは、揺るぎのない判断基準を持つことだろう。

 アレン・レフェリーもTMOを使わなかったことではなく、揺るがない基準を持って笛を吹いていたことを、日本のレフェリーにも参考にしていただきたい。80分間、一貫性を持ったジャッジを続けることこそが、選手もファンも求めているはずだ。

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