2017.10.6 11:30(2/2ページ)

【乾坤一筆】現代ラグビーは23人トータルの戦い

【乾坤一筆】

現代ラグビーは23人トータルの戦い

特集:
ベテラン記者コラム・乾坤一筆
慶大の小宮山。途中出場の“役割”を理解している

慶大の小宮山。途中出場の“役割”を理解している【拡大】

 「今のラグビーは15人だけで戦えるものではない。途中から出る選手も含めた23人トータルで考えないと」と金沢篤ヘッドコーチ(39)。「『リザーブ』では、いかにも控えという感じがする」として開幕直前の9月初めに「ブースター」の呼称に決めた。「点火役」として後半にチームへ活力を与える意味も込められている。

 途中から出る選手にはその役割がある。それは選手にも浸透していて、43-26で勝った開幕の筑波大戦(9月24日)の後半に登場したSH小宮山大地(4年)は「先発が疲れた、けがをしたから出るのではなく、自分の強みを出しチームを加速させるのが役目。僕なら早い球さばきでテンポを上げる、守備を組織するといったところ」と説明する。今季充実ぶりが伝わるタイガー軍団の背番号16から23にも、ぜひ注目してもらいたい。

田中 浩(たなか・ひろし)

 1983年入社。ラグビー、ボクシング、アマ野球などの担当を経て2008年から運動部デスクを務め、14年にラグビー取材の現場に復帰。秩父宮ラグビー場でトライ(高校都大会決勝)と東京ドームでヒット(スポーツ紙対抗野球)の両方を経験したのがプチ自慢。

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