2017.6.7 12:00

【ラグビーコラム】帝京大と明大と慶大の主将は桐蔭学園高出身 彼らの直接対決を見守るのも興趣が尽きない

【ラグビーコラム】

帝京大と明大と慶大の主将は桐蔭学園高出身 彼らの直接対決を見守るのも興趣が尽きない

特集:
ノーサイドの精神
帝京大の堀越主将

帝京大の堀越主将【拡大】

 【ノーサイドの精神】スーパーラグビーや代表テストマッチに注目が集まりがちだが、大学ラグビーも春シーズンが佳境に入っている。関東大学春季大会は6連覇を狙う帝京大が全勝を守ったまま、18日の最終節まで熱戦が続く。

 そんな帝京大のHO堀越康介主将、ライバル校の明大LO古川満主将、慶大LO佐藤大樹主将の3人のスキッパーには共通点がある。いずれも神奈川の強豪・桐蔭学園高出身。彼らの代は正月の花園で準優勝、東海大仰星高(大阪)との激闘の末、14-17で惜敗した。対抗戦の強豪3校の主将がみな、同じ高校出身というのはなかなか異例のことだ。

 「高校のときから自分たちがどれだけ成長できたか、戦うのが楽しみです」(帝京大・堀越)

 「それぞれ大学の中心になっているのはうれしいことですね」(明大・古川)

 「かつての仲間とチームを率いる立場で戦えるのは楽しみ。キャプテンとしての苦労などをお互いに話すような機会も、あるんじゃないかと思います」(慶大・佐藤)

 そう話す教え子たちを桐蔭学園高の藤原秀之監督(49)は「彼らの代は花園で圧倒的に勝つイメージしかなかった。この3人以外にもリーダーシップを持った選手が多かった」と振り返る。さらに、高校時代の主将だった早大FB横山陽介も「特にFWは何も言わなくても、FWリーダーの佐藤や堀越らがまとめてくれていた。僕は監督から言われた戦術をチームに落とし込むことが役割でした」。同高史上でも“粒ぞろい”の代だったのだといえるだろう。

 この春、この3人の直接対決は負傷などもあってまだ実現していない。勝負の秋、彼らの“縁(えにし)”を思いながら対決を見守るのも興趣が尽きない。

田中 浩(たなか・ひろし)

「田中 浩」イメージ画像1983年入社。ラグビーブーム全盛期に担当を約10年、その後デジタルメディア、ボクシング担当、アマ野球担当などを経て2008年から運動部一般スポーツ担当デスクを務め、14年秋に二十数年ぶりにラグビー取材の現場に復帰した。秩父宮ラグビー場でトライ(高校都大会決勝)と東京ドームでヒット(スポーツ紙対抗野球)の両方を経験したのがプチ自慢の56歳。

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