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【乾坤一筆】FL岸野楓、目指す「秋の対抗戦メンバー!日本一!」

【乾坤一筆】

FL岸野楓、目指す「秋の対抗戦メンバー!日本一!」

特集:
ベテラン記者コラム・乾坤一筆
両耳が聞こえない障害を持つ岸野楓。レギュラー入りを目指す

両耳が聞こえない障害を持つ岸野楓。レギュラー入りを目指す【拡大】

 4月15日に東京・上井草の早大グラウンドで行われた早大-東大のラグビー定期戦。実力差もあり早大は3軍相当のメンバー構成だったが、ファーストジャージーの“アカクロ”を着用。両校のOB会長も顔をそろえ、アフターマッチファンクション(試合後の交流イベント)も催される。公式戦並みの伝統の一戦だ。

 そしてこの試合で、創部99年の早大でおそらく初めて、重度聴覚障害を持つ選手が“アカクロ”に袖を通した。FL岸野楓(2年)。生まれつき重度の感音性難聴を患い両耳はほとんど聞こえない。普段は補聴器をつけるが、練習中や試合中は外さざるをえない。試合に向けてのイメージづくりは健常者より入念にこなし、ブレークダウン(タックル後のボール争奪)にも果敢に突入。ボール獲得の役目をしっかり果たし、後半30分までプレー。55-3の快勝に貢献した。

 それでも、予期しない局面に出合ったときは、「周囲の声が聞こえないので、自分の判断で動くしかない。アカクロを着られたことはうれしかったですが、自分のプレーはまだまだです」。試合後、筆談で自分の気持ちを謙虚に明かした。

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