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【ラグビーコラム】桐蔭学園が初優勝した選抜大会 スタンドは寂しいものの見応えある試合多い

【ラグビーコラム】

桐蔭学園が初優勝した選抜大会 スタンドは寂しいものの見応えある試合多い

特集:
ノーサイドの精神
優勝し、喜びを爆発させる桐蔭学園フィフティーン=9日、熊谷スポーツ文化公園陸上競技場(撮影・山田俊介)

優勝し、喜びを爆発させる桐蔭学園フィフティーン=9日、熊谷スポーツ文化公園陸上競技場(撮影・山田俊介)【拡大】

 【ノーサイドの精神】今年の全国高校選抜大会は9日、桐蔭学園(神奈川)の初優勝で終了した。ノーサイドの笛が鳴ると紺色ジャージーのフィフティーンは歓喜の雄たけびをあげた。新チームによる全国大会だが、1次リーグから見応えあるゲームが多かった。

 ただ、内容の割に大会そのものは盛り上がりに欠ける。同じ選抜でも、高校野球と比べると、決勝の観客数は甲子園の4万人に対し、埼玉県営陸上競技場を訪れたのは40分の1の1000人。スタンドの寂しさが気にかかった。準決勝、決勝と雨にたたられたことも影響したようだが、野球が89回目、ラグビーは18回目という歴史の違いも大きいだろう。

 これに、今年は特殊な事情が加わった。大会と重なるようにフランスで行われるヨーロピアンチャンピオンシップの招待を受け、U-18(18歳以下)日本代表を編成して参加。東福岡(福岡)から8人が加わるなど強豪校から主力が抜ける事態となった。

 桐蔭学園が決勝で対戦した京都成章(京都)もU-18代表に3人を出し、故障者も含めレギュラークラスの半分ほどが決勝のピッチに立っていない。そんな事情があったため、桐蔭学園の藤原秀之監督も「複雑な気持ちがある」と偽らない心情を吐露した。

 高校ラガーマンの最大の目標はやはり、冬の花園だ。ある常連の強豪校の監督は「選抜はどうしても狙いにいくような大会ではない」と話す。優勝した桐蔭学園でさえも「チームが成熟しているとは、とてもいえない」(藤原監督)。花園に出場したチームは新チームがスタートしてからまだ3カ月なので、それは当然だろう。

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  • 優勝し、記念撮影に臨む桐蔭学園フィフティーン=9日、熊谷スポーツ文化公園陸上競技場(撮影・山田俊介)
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