2017.3.30 11:30(1/2ページ)

【乾坤一筆】“興業”のために勝利は当たり前 サンウルブズは“育成”も必要

【乾坤一筆】

“興業”のために勝利は当たり前 サンウルブズは“育成”も必要

特集:
ベテラン記者コラム・乾坤一筆

 世界最高峰のリーグとも呼ばれるスーパーラグビー(SR)は5節を終了。リーグ戦全15試合の序盤戦を終えて、日本から参戦するサンウルブズは5連敗。苦しい戦いは初参戦だった昨季(1勝1分け13敗)と変わらないが、苦闘の中で進化も見えてきた。

 18チーム中12チームが5試合を消化。6チームは4試合と条件に差はあるが、サンウルブズは試合中に選手がボールを持って走った距離、タックルを受けながらボールをつなぐオフロードパスの回数で、ともに2位につける。データからは、運動量を駆使してボールを大きく動かし、つなぐスタイルが読み取れる。

 昨秋、日本代表のヘッドコーチにジェイミー・ジョセフ氏(47)が就任。サンウルブズと日本代表が、昨季以上に密接にリンクする方針が打ち出された。今季のサンウルブズも、昨秋始動した“ジョセフ・ジャパン”と戦術の多くを共有する。具体的には〔1〕戦術的なキックを積極的に使う〔2〕運動量を駆使して防御で相手に重圧をかける〔3〕奪い取ったボールをスピードを駆使した攻撃でトライにつなげる-という3点だ。

 昨季のチームと比較しても、今季の特徴が浮かび上がる。まだリーグ戦の3分の1を終えたばかりだが、1試合平均のトライ数は昨季の2・2から3・2に増加。1試合の攻撃時の走距離も427・7メートルから518・4メートルに増加している。

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