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【乾坤一筆】ラグビーの固有背番号制は混乱招く

【乾坤一筆】

ラグビーの固有背番号制は混乱招く

特集:
ベテラン記者コラム・乾坤一筆
ジャージーの背番号を指差してアピールするトップリーグ選抜の山田章仁

ジャージーの背番号を指差してアピールするトップリーグ選抜の山田章仁【拡大】

 2月18日のラグビー・サンウルブズとトップリーグ(TL)選抜のドリームマッチ(北九州市ミクニワールドスタジアム)で、固有背番号制が試験的に実施された。TL選抜の一部の選手が、ポジションとは関係ない背番号のジャージーを着用。WTB山田章仁(31)=パナソニック=は、サンキュー(ありがとう)の意味を込めて「39」を背負った。

 Jリーグは初年度の1993年から96年まで、先発選手がポジションに応じて1~11番を、控え選手が12~16番をつける変動背番号制が採用された。「ポジションごとの役割が理解しやすいように」という狙いだったという。現在は、日本リーグ時代の固有背番号制に戻されているから、ラグビーとは逆のケースといえる。世界的にみても、20世紀初頭に背番号が導入されたときは変動背番号制だったが、70年代以降次々に固有背番号制に変わった。レプリカユニホームが売れやすくなるというマーケティング上の理由も、深くかかわっているといえそうだ。

 TLでは固有背番号制を検討しているというがラグビーになじむのか。ラグビーはサッカー以上に背番号がポジションを示し、ポジションごとの役目がはっきり分かれている競技だ。1番と3番はPR、9番はSHなど「文化」として根づいている。

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