2016.12.28 12:00(1/2ページ)

【ラグビーコラム】ヤマハ発動機との全勝対決を制したサントリー、FW8人が“アンサング・ヒーロー(うたわれない英雄)”

【ラグビーコラム】

ヤマハ発動機との全勝対決を制したサントリー、FW8人が“アンサング・ヒーロー(うたわれない英雄)”

特集:
ノーサイドの精神
ヤマハ発動機戦で活躍したサントリーの真壁(中央)

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 クリスマスイブの24日に行われたラグビー・トップリーグ(TL)の全勝対決。ヤマハ発動機を首位から引きずり下ろしたサントリーのFWに拍手を送りたい。

 総得点や反則の少なさなど、多くのデータでヤマハ発動機が上。サントリーが優位だったのは総失点くらい。それも、わずか2点差だった。ラグビーでは勝敗を左右するといわれるスクラムでも、ヤマハが毎試合相手を圧倒し、勝ち進んできた。

 ところが、最終スコアは41-24とサントリーが快勝。前半は一進一退の展開で、後半はヤマハを1トライに封じ込んだ。FL三村勇飛丸主将(27)ら多くのヤマハのメンバーが「自分たちのラグビーがさせてもらえなかった」と口にしていた。その大きな要因がFLジョージ・スミス(36)らサントリーFWの接点での攻防だ。

 豪州代表111キャップを誇るスミスの最大の武器こそが、“ジャッカル”と呼ばれる密集戦でのボールの争奪だ。特に、防御でのボールや相手選手へのからみつくようなプレーは世界最高峰といわれる。世界最強のFLと呼ばれ、今月からパナソニックに加入したデービッド・ポーコック(28)がスミスの後継者だ。

 イブ決戦では、ヤマハ発動機がボールを保持しても、トライまで結びつかない場面が多かった。これは、サントリーのファースト・タックラーの好プレッシャーと同時に2人目、3人目の選手が激しく、しぶとくボールと相手選手にからんだことで、ヤマハの密集からの球出しを一拍遅らせたことが効いていた。

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  • ヤマハ発動機戦の前半、競り合うサントリーの須藤(左)
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