最後、逆転ゴールを狙った東芝ステインだが、キックは左へ外れた トップリーグ決勝トーナメント最終日(24日、パナソニック27-26東芝、秩父宮)わずか1点、されど1点。6季ぶりの王座奪還を逃した東芝の冨岡鉄平監督(38)だったが、会見では胸を張った。
「よく1点差で終えたと思う。今季最後の大一番で、それにふさわしい試合を両チーム演じたと思う」
昨年12月のリーグ戦では死闘を演じ、17-17の引き分け。160分間にわたる勝負をつける決戦は惜敗に終わった。昨夏に発覚した不正経理問題以降、会社は経営危機に直面している。優勝で明るいニュースを届けたかったが、最少得点差の苦杯に終わった。
終盤のキックの選択などで明暗を分けた。それでも、就任2季目の指揮官は「まだまだ差がある」と力の差を認めた。
帝京大時代の2011年度に続き、史上2人目の主将として大学選手権&TLのダブル制覇を逃したSO森田佳寿主将(26)は「パナソニックが素晴らしかった。これに尽きます。前を向いて次に挑戦していきたい」と、来季の捲土(けんど)重来を誓った。(吉田宏)