2016.1.24 16:01

パナソニックが1点差勝利で3連覇! 31日に帝京大と日本一決戦へ/TL

パナソニックが1点差勝利で3連覇! 31日に帝京大と日本一決戦へ/TL

優勝したパナソニックフィフティーン=秩父宮(撮影・塩浦孝明)

優勝したパナソニックフィフティーン=秩父宮(撮影・塩浦孝明)【拡大】

 ラグビー・トップリーグ(TL)の優勝を争うリクシル杯最終日は24日、東京・秩父宮ラグビー場で行われ、決勝はパナソニックが東芝を27-26で退け、3季連続4度目の優勝を飾った。TL3連覇は2004~06年度の東芝以来2チーム目。パナソニックは31日、秩父宮での日本選手権で、大学選手権7連覇の帝京大とラグビー日本一をかけて戦う。

 前半3分、パナソニックが最初のチャンスをものにした。東芝のオフサイドで相手ゴール前で得たラインアウトをモールにして押し込み、最後はラックからSH田中史朗のパスを受けたFL西原忠佑が左中間に飛び込んだ。SOヘイデン・パーカーのゴールも決まり、7点を先制した。

 東芝は7分、ラックからパスを受けたNO・8リーチ マイケルが相手3人のタックルを外して中央トライ。SH小川高広がゴールに成功して7-7に追いついた。さらに17分、相手ゴール前ラインアウトをモールにして押し込み、FL山本紘史がトライ。小川のゴールで14-7とした。

 パナソニックは21分、左ショートサイドを突いたWTB児玉健太郎が1度はトライを認められたが、ビデオ判定のテレビマッチオフィシャルでタッチに出たとされ、ノートライ。しかし、24分に相手ゴール前ラックから田中-HO堀江翔太主将とつないでトライ。パーカーが同点とするゴールに成功した。38分にはパーカーが右30メートルのPGを決めて勝ち越し。17-14とパナソニックのリードで前半を終えた。

 後半8分、パナソニックはパーカーが左中間PGを確実に決め20-14と6点差に。20分には東芝のショートキックを好カバーした田中がキャッチして突破。堀江-CTBのJP・ピーターセンとつないで左隅にトライを奪った。難しいゴールキックをパーカーが決め、27-14とさらに差を広げた。

 28分、東芝は右展開から、交代したばかりのWTBニコラス・クラスカが内側に参加するプレーがドンピシャで決まりクラスカが独走トライ。小川のゴールで27-21と、再び6点差にする。そしてラストワンプレー。自陣スクラムから展開し、FBフランソワ・ステインが突破。相手ゴール前での右展開からCTBリチャード・カフィのキックをWTB豊島祥平が右中間インゴールで押さえる劇的トライ。決まれば逆転勝利となるステインのゴールキックは無情にも左に外れ、ノーサイドとなった。

ロビー・ディーンズ・パナソニック監督の話「3連覇できてうれしく思う。本当に素晴らしい試合だった。(最後は)われわれの方が少しだけ運を引き寄せるものを持っていたのかなと思う」

堀江翔太・パナソニック主将の話「試合に出ていない選手が頑張ってくれてチームがまとまった。全員で勝ち取った優勝。セットプレーは準備してきたことが実った」

冨岡鉄平・東芝監督の話「パナソニックさんが素晴らしかった。よく1点差で終わったし、まだまだ力の差を感じた。選手の1年間の努力は褒めたい。強いチームにチャレンジしていけるチームをつくっていきたい」

森田佳寿・東芝主将の話「準備してきたことを出そうと戦ったチームメートを誇りに思う。プレッシャーの中でのミスを(相手に)隙なく突いてこられた。われわれの強さを、より高めていかないといけない」

試合結果へ順位決定T日程へ

  • 優勝したパナソニックフィフティーン=秩父宮(撮影・塩浦孝明)
  • 優勝したパナソニックフィフティーン=秩父宮(撮影・塩浦孝明)
  • 前半、パナソニック・堀江(手前)がトライを決める=秩父宮
  • 東芝に勝利し3連覇を達成して喜ぶパナソニックの選手たち=秩父宮
  • 勝利し歓喜するパナソニックフィフティーン=秩父宮(撮影・山田俊介)
  • 優勝したパナソニックフィフティーン=秩父宮(撮影・塩浦孝明)
  • 勝利し歓喜するパナソニックフィフティーン=秩父宮(撮影・山田俊介)
  • 優勝したパナソニックフィフティーン=秩父宮(撮影・塩浦孝明)
  • 突破を図るパナソニック・稲垣=秩父宮(撮影・塩浦孝明)
  • 前半、攻めるパナソニック・堀江=秩父宮(撮影・塩浦孝明)
  • 攻めるパナソニック・稲垣=秩父宮(撮影・塩浦孝明)
  • インタビューを受けるパナソニック・堀江の向こうで悔しそうな東芝フィフティーン=秩父宮ラグビー場(撮影・山田俊介)