
「北の鉄人」が、釜石支援に立ち上がった。SOとして日本選手権7連覇の立役者となった松尾氏をはじめ、スクラム釜石代表の石山次郎さん(53)、同事務局長・高橋博行さん(55)、釜石SWの高橋善幸GM(46)と、新日鉄釜石を支えた往年の名選手が出席。活動資金面で危機的な釜石SWの支援を表明した。
PRとして新日鉄釜石の黄金時代を支えた石山会長は「チームだけの支援でいいのかとも考えたが、釜石SWが頑張ることが地域や東北を元気にさせると考えた」と説明。先月10日の会合から、3週間あまりで発足にこぎつけた。
高橋GMは「地元を中心にした会費がゼロの場合は、2、3000万円が必要になる」と説明。スクラム釜石では、1口2000円の個人会員1万人獲得を目標に、全国規模で入会を呼びかけ、チーム支援を展開する。
秩父宮で、5日に行われる全早慶明3大学対抗、8日の東日本大学セブンズなどで募金と会員募集を展開。企業へも法人会員としての支援を呼びかける。チームも3日から活動を再開。司令塔として華麗な展開ラグビーを操った松尾キャプテンは「完全復興するまで活動を続けたい」。時代と世代を乗り越え、「北の鉄人」がガッチリとスクラムを組む。(吉田宏)
(紙面から)