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慶大、強風味方に全勝対決制す/関東対抗

2009.11.1 19:21
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慶大、強風味方に全勝対決制す/関東対抗
関東大学対抗戦 慶応−明治 突進する慶応の川村慎=1日、秩父宮ラグビー場(撮影・山田俊介)【フォト】

 関東大学ラグビー対抗戦(明大5‐39慶大、1日、秩父宮)スコアボードの上の旗が激しくはためく。強風を味方に付けたのは風下の慶大だった。じゃんけんに勝ってあえて風下を選択し、洗練されたキック戦略を生かして全勝対決を制した。

 向かい風の中、SO和田は複雑な回転をかけたキックを相手の前に落とす。楕円(だえん)球は不規則にはねて明大の処理は混乱。味方選手が猛然とボールを追い掛けてプレッシャーをかけ続けた。

 前半終了間際にはキックを受けて逆襲を仕掛けた相手に、CTB竹本が「狙い通りのタイミング」でタックル。駆け寄ったWTB三木がボールを奪って左ライン際を疾走し、CTB増田につないでトライを挙げた。タックルの正確性、キックを追って走る選手のコース取りなど、緻密(ちみつ)な防御が結実したトライが試合の流れを決定付けた。

 絶妙のキックで試合を組み立てた和田は「うちのキック追走は日本一。あれでリズムをつくった」と笑顔だ。就任3年目の林監督も「この3年間、積み重ねてきた成果」と胸を張る。2000年以来の対抗戦優勝に向け、慶大が突き進む。



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