ラグビーのトップリーグ(TL)は5節を終了。三洋電機、サントリーなどが首位争いを展開する中で、個人ランキングでも両雄の選手が上位争いを展開する。
トライ王争いは、4年連続の“キング”をめざすWTB北川(三洋電機)が、FB有賀、WTB小野沢のサントリー勢を抑え単独首位に立つ。10日の九州電力戦で3トライを量産し、TL通算は51トライ。小野沢(60トライ)に続く50トライ突破を果たした。1試合3トライ、2トライと量産型の北川に対して、小野沢は5試合中4戦でトライをマークする安定型。対照的なトライゲッターのレースに注目だ。
得点部門でも、TL首位・三洋のFB田辺がトップ。序盤の5節を終えて、2位CTBニコラス(サントリー)に16点差をつける。GK部門では、逆にニコラスが田辺を抑えて首位。22歳のSO黒宮(トヨタ自動車)は、11日のサニックス戦で8GKすべてを成功させて3位。出場4試合ながら健闘をみせる。
得点、GKの王座争いを展開する田辺、ニコラスだが、GK成功率ではニコラスの70.4%に対し、田辺は85.7%と驚異的な安定感をみせる。田辺はPG含めても80%と高い成功率。2年後のW杯へ向けて31歳の年齢を不安視する声もあるが、日本代表で活躍をみたい選手だ。黒宮もGK成功率では77.8%とニコラスを上回っている。(吉田宏)