2015年または19年のワールドカップ(W杯)招致を目指す日本ラグビー協会は30日、W杯を運営する「ラグビー・ワールドカップ・リミテッド」が立候補した4協会の開催計画を分析した結果、19年大会は日本開催が望ましいと国際ラグビーボード(IRB)の各理事に推薦したことを明らかにした。15年大会はイングランドを推薦した。
今回の推薦が理事会で覆る可能性は低いとみられており、11年大会招致で敗れた日本は2度目の挑戦で、初開催が有力となった。2大会の開催地は7月28日のIRB理事会で正式決定する。
W杯の開催地はIRBの主要理事国の主導で決められていたが、今回からは立候補した協会の開催計画の調査を運営会社が行い、推薦する形に変更した。
1987年に始まったW杯は、これまで欧州や南半球のラグビー大国だけで開催されてきた。アジアでは初となる日本の開催計画では香港とシンガポールでも一部試合を予定している。
W杯はイタリアと南アフリカも招致を目指していた。
真下昇・日本ラグビー協会専務理事
「これで決定というわけではない。7月28日に最終的なIRBの投票で決まるまで、まだ活動は続く。これからが本当の正念場だ」
森喜朗・日本ラグビー協会会長
「わたしたちの思いが伝わり、とてもうれしく思う。2011年招致活動の敗北から多くを学び、今回に生かすことができた」
徳増浩司・日本ラグビー協会国際委員長
「長い道のりだった。招致レースは最終盤だが、大会まではまだ10年ある。これまで大変だったが報われた」