【ナンディ(フィジー)26日=出村謙知】ラグビーの日本代表は27日、パシフィック・ネーションズ杯(PNC)第3戦(ラウトカ)でトンガ代表と対戦する。2戦2敗の日本にとって負けられない一戦には、トンガ生まれで日本国籍を取得したFLタウファ統悦(28)=近鉄=が先発出場する。日本の大会初勝利のために、打倒母国に燃える。
日大に留学して、06年には日本国籍を取得。来日9年目の今季、ついに桜のジャージーに袖を通した。トンガ戦先発が決まった直後には、応援のため現地入りしている愛妻・ひとみさんに電話をかけて「2人で泣きました」と、“母国”との真剣勝負に感極まった。
トンガには2連勝中だが、パワフルな突進は要警戒。タウファは「日本人だと認めてもらうため、今まで以上に頑張る。必ずやっつける」。トンガを知り尽くした男が、日本代表の誇りをかけたキックオフを待つ。